子どもが歩けるようになってくると、手で押して進むモノが大好きになりました。
市販品で言うと、おもちゃのベビーカーや、コンビカーなんか大好きでした。
2歳になった今でも結構好きです。
こういうやつ。
どちらも、保育園やお友達のおうちで喜んで使っていましたが、購入するのはどうもためらわれて…
- すぐに使わなくなるんだろうけど、そこそこ高いな
- マンションの狭い室内に大きなおもちゃは置きたくないな
- 室内用と屋外用の2つが必要なのか!?
子どもの欲求に応えつつ、なるべく価格を抑えた、コンパクトなものを求めた結果、「100均素材で自作する」という答えに行きつきました。
といってもあまり期待しないでください、こんなんです↓
ちなみにこれは、私のオリジナルではありません。
近所のスーパーに、小さい子用の買い物カート(これも手作りと思われる)が置いてあり、それをパク参考にさせていただきました。
スーパーでは作り方まで聞いたわけではありませんので、そこは想像です。
安全性や操作性を考えると、部品も作り方も、もっと検討の余地があると思います。
ここに書く内容は、あくまでご参考までにということで…
手作りカートの材料
マッサージ器
カゴ2つ 大きさはお好みで。
今回使用したカゴは、高さ114mm横203mm奥行283mmのものです。
カゴの大きさで、カートの大きさを調整できます。
キャスター4つ
結束バンド12本
合計600円+税ナリ。
手作りカートの組み立て方
1.下段のカゴにキャスターを付ける
2.上段用のカゴと1を結束する
3.マッサージ器を結束する
以上3ステップで完成!
簡単でしょ?
ポイントは、 安定させるために、下のカゴを横方向、上のカゴを縦方向に、互い違いに結束させたこと。
また、下のカゴに、文庫本などの重たいものを入れて重心を下げておかないと、すぐ倒してしまいますのでご注意。(おしり拭きなど入れても)
ちなみにですが、本当は、ヨコから見るとこういう形になっているほうが、安定します。
まさにお手本にしたスーパーのカートがこの形です。
ただしこの場合、手順1のキャスター取り付けに工夫が必要です。
キャスター単体だと、伏せた状態のカゴに付けられないため、
↑このようなものを使って、伏せた状態のカゴの縁に取り付ける方法(スーパーにあったお手本カートがこれ)か、あるいは
↑こういうのを、下段用カゴの伏せた面に結束して新たに底面を作り、そこにキャスターを付ける方法か。(他にもあるかもですが)
キャスター付き円形ワイヤーが近所の100円ショップに無かったため、うちでは一度、後者の方法で作ってみました。こういう感じになりました↓
確かに安定はしますが、これだと少し使っているうちに、結束した最下部のネットがガタついてきました。極力、材料はそのままの形で使用し、カットしたりつなげたりする加工はしないほうがいいように感じました。
子どもも慣れてくると、少々不安定でもうまく押すようになったので、あまり心配し過ぎなくても良さそうです。
騒音が気になるようならキャスターにひと工夫
うちでは、このカートを2つ作り、室内と屋外で使い分けていました。
すると使っているうちに、室内用に限りですが、キャスターの出す音が気になり始めました。下に響いているような気がして…
そこで、ネットで良さそうなキャスターを探して、室内用のほうのキャスターを付け替えました。
それがこちらのキャスターです↓
ひとつ150円程度ですので、極端な値段の違いはありません。
ですが、これにするだけで、騒音の程度は全然違います。
100均キャスターはたいていプラスチック素材でできているため、走らせると「カチャカチャ」「ガー」と鳴りますが、こちらのハンマーキャスターだと、ゴム(樹脂?)素材だからか、キャスターそのものはほぼ無音です。
少し音に対して配慮が必要な場合は、こちらのキャスターを選択するのもいいかもしれません。
(ちなみに、組み立て方1の写真は、ハンマーキャスターのほうです)
それぞれのアップ写真はこちら↓
おまけ
おまけで、カート画像を追加します。
これはハンドル部分を変えたものです↓
これはハロウィンバージョンです。このとき、ちょうどそのシーズンだったので↓
材料となるカゴなどのカラーによって、印象はかなり変わります。
みなさんも、カゴや飾りを工夫して、カワイイ1台をぜひ作ってみてください。
ママ友ちゃんのうちでも、これを参考に作ってみてくれたらしく、少し大きめのカゴで作って、カート兼オモチャ入れにされているようでした。
ちなみに不要になれば、結束バンドを切って、カゴやマッサージ器として本来の用途で再利用できるので無駄がありませんよ。
1台、使わなくなり解体したのですが、カート下段部分にあたるキャスター付きのカゴが、狭い場所への収納に案外使えています(^^)v
簡単、安い、エコなベビーカートで、楽しく遊んでもらいましょう^^