先日、セカンドママチャリを買い替えました。
GIANTのミニベロ、IDIOM 1です。
スポーツバイクとしてではなく、用途はママチャリなので、荷物載せのためのリアキャリアと、両足タイプのセンタースタンドを付けてもらいました。
ハンドルにはRIXEN & KAUL(以下リクセンカウル)のアタッチメントも付けてもらったので、前カゴも装着可能。
カラーはホワイトで、2018年モデルです。
店頭には最新の2019年モデルがありましたが、こちらのカラーのほうが好みだったので、2018年モデルを取り寄せてもらいました。
モロモロ含めて、約9万円なり。
この先々代のママチャリがBROMPTONで、20万円以上だったのに比べれば、お買い得よね!
数年前に自転車を趣味で始めてから、どんどん金銭感覚がおかしくなります。
IDIOM 1に行きついた理由
IDIOM 1を選んだのは、「軽くて」「よく走り」「夫婦で兼用できて」「荷物が乗る」からです。
「軽くて」…うちでは、マンションの二段式駐輪場の上段へ駐輪する必要があります。
よって、女の私でも乗せ降ろしが無理なくできるものである必要がありました。
「良く走り」…往復10~20キロぐらいまでの距離だと、メインの電動ママチャリとの2台で、よく家族3人自転車でお出かけするため、ある程度ちゃんと走れるものを求めました。
「夫婦で兼用」…家族3人でよく出かけるため、夫婦どちらがセカンドチャリに乗っても問題ないサイズを求めました。
「荷物が載る」…そこそこ走って、車体が軽いとなると、スポーツタイプの自転車が浮かんできますが、あくまでママチャリなので、荷物が載らないと使えません。
これらの条件を見事満たしてくれたのが、GIANTのミニベロ、IDIOMでした。
いや、別にGIANTじゃなくても、近い物はあります。
近所のあさひサイクルで、3万円台でもありましたし(ただし重い)、GIANTストア、Livという女性向けブランドから、AMICA(アミーカ)という街乗り特化のものが出ていました。(これは求める条件を満たしており、さらに少し安い)。
にもかかわらずIDIOM 1を選択したのは、半分は趣味です。
いいじゃない、BROMPTONよりは安いし(まだ言う)
ちなみにこの先代のセカンドママチャリは、普通のシティサイクルでした。
荷物が載ればそれでいいし、駐輪場には夫が乗せおろしすればいいと割り切り、クソ重たくてデカイ、さほど走らない自転車を選んでしまいました。(というかシティサイクルは普通そんなもの)
しかし、毎回20キロ以上ある自転車を、駐輪場で上げたり降ろしたりするのは、夫であっても想像以上に重労働でした。
さらに、まことに贅沢なことですが、シティサイクルの走り心地にもどうにも我慢ができず。
わずか半年足らずで買い替えを検討することに。
買い替えるからには、もう妥協しないぞと決めて、スポーツ自転車をカスタムして乗る方針に変更し、色々と探しました。
その過程で、自宅からさほど遠くないところにあるGIANTストアにも行ってみて、結果IDIOM 1と出会い、これに決めた次第です。
AMICAも良かったですよ
上で少し書きましたが、GIANTストアでは、LivのAMICAと最後まで迷いました。
こちらは、IDIOMよりもさらに、今回求める自転車像に見事合致していました。
小型で軽く、とってもおしゃれな街乗り自転車です。
前カゴはハンドルではなくフレーム部分に取り付け可能なので、安定感がありますし、標準で泥よけもついている。限りなくママチャリ寄りですが、しかし一般のママチャリに比べると、10キロ程度と格段に軽い分、走りも軽快だそうです。
一時はこれにほぼ決めていました。
が、最後には IDIOM にしました。
その理由は、夫婦兼用にするには、夫には小さすぎたこともありますが(適応身長が夫の身長よりかなり低かった)、それよりも単純に、「せっかく5万円以上出すなら、もっとかっこよくて、もっと走るものを買いたい」と思ったからです。
よくある話です。検討しているうちに、ついつい、少しずつ要求レベルを上げていってしまい、途中で本来の目的を見失ったりもしつつ、最後にはなかなかの金額になっている。
でも私は(夫も)、街乗りとして(やや無理やり)カスタムされたIDIOMくんを、とても気に入ったので、それで万事OKです。
街乗り仕様のアレコレ
前カゴはリクセンカウルで
リクセンカウルのカゴをハンドルに付ける形です。
盗難防止のため、鍵付きのものにしました。
数年前に、クロスバイクにリクセンカウルのアタッチメントを付けたときは、鍵付きなんて無かったような気がしたのですが、 知らなかっただけでしょうか…
バッグをくっつけてポタリングするような場合と違って、ワイヤーカゴを付けて買い物に行くときは、わざわざカゴを取り外して持ち歩くことはしたくない。
しかし、カゴをつけたまま駐輪するのは、盗難が心配だがどうしたものかと困っていました。
すると、ちゃんとカギつきのものがありました。素晴らしい。
何度かカゴを付けて、荷物も少し入れて走りましたが、ハンドルを取られて危ないようなこともありませんでした。
荷物にあまり重量があるとNGだと思いますが・・
リアキャリアにワイヤーカゴを取り付け
リアキャリアは問題なく取り付けできたのですが、店員さんいわく、これに取り付けられる純正のカゴは無いですと。カゴを取り付けて使用するケースは想定されていないようです。
そんなら作りましょうということで、通販で適当にカゴを見繕い、
結束バンドで取り付けました。
安っぽくなるのでは…と心配しましたが、思いのほか自転車に馴染んでくれたのでほっとしました。
一つ1,000円ちょっとの通販カゴは、さほど大きなものではないですが、深さのあるものを取り付けたので、意外と荷物が載ります。
両足タイプのセンタースタンド
こういう感じです。
以前にクロスバイクやBROMPTONに乗っていたときも、後付けでキックスタンドを取り付けていたのですが、片足のタイプで安定せず、 ついつい荷物を載せたまま駐輪してしまい、何度も倒していました(汗
そうならないよう、少しでも安定すればと、このスタンドを選びましたが、効果は抜群です。
スタンドを降ろしたりあげたりするのも、やり方は片足スタンドと同じです。
よくできてるなぁ~とちょっと感動しました。
仮に後ろに重い物をのせても、このセンタースタンドと後輪タイヤとでどっしり座ってくれる感じになり、安定しています。
その他お気に入りポイント
サドルはクイックレバーを緩めるだけで、上げ下げが簡単にできます。
夫婦で兼用するにはとても便利な方式です。
BROMPTONも同じ方式でしたが、ミニベロってこれがスタンダードなんでしょうか。
ハンドルも、専用のレバーを操作するだけで、根元から簡単に折れます。
ストアから車で持ちかえるとき、簡単に小さくできて便利でした。
輪行する場合も良さそうですね。
カギも今回、純正のものを買ってみたのですが、こんな感じで取り付け可能です。
いままでワイヤー鍵を使うとき、走行中はサドル後ろ部分に巻きつけていましたが、このほうがスッキリしますね。
とはいえ、簡単にかけられるリング錠と違って、鍵にはどうしてもひと手間かかります。ちなみにオプションでリング錠を付けることはできませんでした。
まぁリング錠が付けられたとしても、それだけで、一切地球ロックもせずに停めておく勇気は無いので、これはこれでいいかなと思います。
個性派ママチャリとして
いかがでしょう。
ママチャリにこんな手間ヒマとお金をかけて、おバカと思われるのが関の山かもしれませんが。
自分好みのカスタマイズがバチっとはまったときの、この満足感。一部の自転車好きの方には理解いただけると思います(と思いたい)。
ミニベロなら、ある程度の身長になれば、お子さんも共有して乗れます。
こういうアクティブなママチャリが一家に1台あってもいいんじゃないでしょうか。