ひじきまめ通信

出産、育児、その他もろもろ

【室内遊び】ジャングルジム導入のすすめ

1年ほど前に、『白いわんぱくジム』を買いました。

 

結論から言いますと、すごくいいです。
何がいいかについて、書いていきます。

 

意外に飽きない

 

子どものおもちゃって、総じて短命じゃないですか?

狙って買えば買うほど、さほど興味を示さなかったり。

最初は食いつくんだけど、数日したら触れもしなくなったり。

で、数回しか使わないうちに、対象年齢を過ぎていくと。

ジャングルジムを検討するときも、そこそこの金額ですし結構なサイズですし、組み立ても少し大がかりですし。「これですぐに飽きたらショックだな」という心配がつきまといました。

ですが、無駄な心配でした。このジャングルジムに関しては、うちの飽きっぽい娘でも、1年経った今も、毎日必ず遊んでいます。

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キャッホー

私なりにその理由を考えてみました。

まず一番は、娘の好みに合ったということだと思います。

これは、子どもによって変わると思いますので、以降は「好みに合っている」ことを前提として。

 

遊具としての完成度の高さが挙げられると思います。

具体的には、遊びのバリエーションの多さと、手ごたえのあるサイズ感です。

 

登ったり降りたり、逆さにぶらさがったり、すべり台ですべったり。またすべり台を逆に登っていったり。

これ一つで、色んな動きを自分で工夫して、全身を使って遊ぶことができます。

 

家庭用(室内用)ジャングルジムとしては、最も高さのある(購入時点)商品らしく、最初は1、2段目だけで遊んで、だんだんと最上段まで登れるようになる、というように、ステップアップしながら遊べます。

適応年齢は、8か月から5歳までとなっており、それぞれの成長段階に適した4パターンの組立て方があります。(ただしうちでは、最初から最終形態で組み立てており、導入1週間で最上段まで登っていましたが。。)

また滑り台も、競合商品と比較して割と長めで、すべりごたえ(?)があります。

「極端に大きなサイズではなく、室内の一角に無理なく設置できること」という縛りの中で、最大限に高さや長さを出して、子どもがすぐに飽きないように考えられていると感じました。

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絡まって遊んだりも

 

そんなに大きく感じない

 

この手の遊具を検討するときに、やはり一番気になるのはサイズ感だと思います。

特にうちはマンションであり、さほど広くもないリビングの一角に置くことが前提でした。

普段あまり使用しない部屋に置くならまだしも、生活スペースであり来客スペースでもあるリビングに置くため、圧迫感を感じたり、生活感が出過ぎたりしないかどうか。

こればかりは置いてみるまでドキドキでした。

 

実際に置いてみると、思っていたよりは、邪魔になりません。

何パターンかある組立て方法のうち、最も横の広がりが少ないパターン(縦に高い)で組み立ててあることと、(その名称通り)全体に白いジャングルジムであることが効いているのか。

少なくとも我が家では、これが常にあることで過度に美観を損ねているような気はしていません。

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ダイニング側から見てこんな感じ

リビングスペースは約10畳(たぶん)、そこにチェスト類、3人掛けソファー、テレビがありますが、そのどれとも干渉しないスペースに、ちゃんとはまってくれています。

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キッチンから見てこういう感じ

ゴチャゴチャ感の否めないリビングでお恥ずかしいのですが、それはジャングルジムのせいではないと思います。

強いて言うなら、ベランダに出る窓がコイツのせいでかなり塞がれているのは不便です。ただ、隣接するダイニング側からもベランダに出られるため、許容範囲かなと思います。

 

雨の日対策として十分効果あり

 

ジャングルジムを導入することで、何を期待していたかというと、雨の日や酷暑極寒の日に、室内に閉じ込められたときの気晴らしになればという点でした。

そして見事、我が家では期待の上をいき、雨の日に限らず毎日、朝に晩に遊んでくれています。

今年は何度も強烈な台風が来て、日中遊びにいけない日もありましたが、そんなときも最低限の運動はさせることができました。

 

ジャングルジムを、リビングダイニング全体が見渡せる位置に置いてあること。

またテレビの横に置いてあるということも、よく遊んでいる理由かもしれません。

遊びながら、親の姿を見て話をして、時にはテレビを見て過ごせることが、なおさら楽しいのかも。

 

脳の発達に良い!?

 

これは、『白いわんぱくジム』の公式説明書きにあるのですが。

これでめいっぱい体を使って遊ぶことで、脳の発達が促されるそうです。

 

確かに、手のひら・足の裏をたくさん刺激しながら遊んでいるようなので、まぁなんとなく、脳に良さそうな気もしてきます。

過度に期待はできませんが、そんな効果もあるならラッキーぐらいに考えれば、なかなか優秀な遊具ですよね。

 

競合製品との比較

 

ジャングルジムを検討する際、『白いわんぱくジム』のほかに、以下の製品も検討しました。 

 

最終的に『白いわんぱくジム』に決めたのは、「ジャングルジムに高さがあること」「すべり台が長いこと」「インテリアを極力邪魔しないカラーであること」の3点が揃っていたからです。

特に、高さとすべり台の長さは、使用中の今現在でも大切だと日々感じます。

1歳ぐらいだと、他の製品でも大丈夫そうなんですが、少し大きくなってくると、子どももそれなりの刺激がないとつまらないんじゃないかと思います。
うちの子は、こんな感じで、よくてっぺんで遊んでいます。

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「バランス~」とか言って遊んでます

傍でみているとコワイですが、子どもにとっては高いところから見下ろすことが本当に楽しいみたい。


また、リビングなど常に視界に入る場所におくなら、カラーも結構重要ですよね。

うちは家財道具や家電に白いものが多いので、ジャングルジムもできれば白を基調にしたものが欲しかったのですが、その点このジャングルジムは理想に近いものでした。

さらに言うなら、すべり台もいっそ白でもいいのにとも思ったり。

てなことを考えながら検索していると、今って、こんなのも出てるんですね!?

 

白っ(笑)

こういうものが出ているということは、やはりホワイトカラーで探している親御さんは多いようですね。

 

ともかく、ここまで白くはありませんが、うちのものも全体的に白基調のカラーなので、部屋にも馴染みましたし、明るい感じになって満足です。

 

イマイチなところ

 

特にありませんが、強いて言うなら、ジャングルジムやすべり台につきものの、落下はしょっちゅうあります。

今でこそ慣れてきて、ほとんど落ちることはないですが、導入当初は、特にすべり台を接続している、踊り場のようなスペースから、真後ろに落下していました。

下にマットレス要らない布団を敷いているので、怪我はしませんが、落ちるたびに、びっくりして良く泣いていましたね…

でも1~2週間すれば学ぶようで、まず落ちなくなりました。

 

たためませんが問題無し

 

ジャングルジムのなかには、コンパクトにたためて、使わないときは端に寄せられるものもあります。

私は畳めることには利点をあまり感じないため、『白いわんぱくジム』も畳むことはできません。

その代わりに、上述したように、常に出しておいても、気にならないようなサイズ・カラーにしました。

畳めたとしても結局、面倒になって出しっぱなしになるようにも思うんですよね。

 

お掃除する場合もさほど困りません。

ジャングルジムの下を丁寧に掃除したい場合は、すべり台を外して(簡単にはずれます)、残りのジャングルジム部分を持ち上げてソファにでも置けばOK。

素材は基本的に紙なので、さほど重量はありません。

うちは日中、ルンバに掃除を任せていますので、朝の時間にそうやってジャングルジムをのけておけば、帰宅後は足元もきれいになっています。

そこまでちゃんと掃除しなくてもいいなら、ジャングルジムを置いたままで、おしり拭きシートなどを使って、時々拭いています。それだけでもキレイになります。

 

おすすめの組み立て方

 

さきほど少し触れていますが、こちらのジャングルジムは、4パターンの組み立て方があります。

年齢に応じて、段々高くなるイメージです。

ただ!

よほど(親の)時間と体力に余裕が無い限り、最初から4段タワーの最終形態で組み立てることを強くおすすめします。

それは、

  • 組み立てにとてもパワーが要るから
  • 子どもは意外に早く、高いところで遊ぶから

です。

 

組み立てる際、取説の設計図に沿って一つずつパイプを組んでいくのですが、それなりに時間がかかりますし、力も必要です。

組み立てるのはまだしも、解体するのはもっと大変です。固い固い。

私も組み立て時に、2カ所ほど間違ったため、バラしてやり直しましたが、それだけでもゲンナリしました。

強度を持たせるためには、簡単に解体できなくて当然かなと思うのですが、とはいえ何度もバラバラにして一から組み立てるのは、私には無理でした。

 

最初から最終形態にしたことのデメリットは全く感じていません。1歳児に4段タワーは危ないかなとも思いましたが、無理だと思えば子どもは登りませんし(たぶん)、遊んでいるうちに、あっという間に慣れてどんどん上手に登っていきます。

もちろん個人差はあるでしょうが、うちの子は残念ながら、少々どんくさい部類のようなので、その娘が使いこなすのだから、たいてい大丈夫だと思います。

 

とにかくオススメです

 

『白いわんぱくジム』を購入したのが1歳のときで、現在2歳を過ぎてもまだまだ遊んでいます。すでに1年以上は遊んでいることになり、これから先はいつまで遊ぶかわかりませんが、もうこれだけ楽しめたなら、現時点でなかなか優秀な遊具と言っていいと私は思います。

 

うちの子は1歳半の頃に一度、病気で寝たきり状態になってしまい、座ったり歩いたりをできるようになるためのリハビリが必要な時期がありました。
その時に、いいリハビリのお供になってくれたのも、このジャングルジムでした。

 

どのジャングルジムも、1万~2万円台で購入できるものがほとんどだと思います。コスト分の価値は十分あると私は感じていますので、導入を迷われている方は、ぜひ前向きに検討してみてください。