ひじきまめ通信

出産、育児、その他もろもろ

その3 里帰りしない人の産後準備

ここ数回、産後入院について書いていますが、今回は産後入院を振り返ったまとめとなります。

 

 

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結論=産後入院はお勧めできる

 

産後入院と一口にいっても、サービスを提供している助産院ごとの方針があり、それに沿ってサービス内容も異なります。
ですが、おおむね、赤ちゃんとゆっくり向き合う時間を過ごせることは間違いないです。

私は実際に利用してみて、(退院後も含め、いくつか難点もありましたが)産後入院は人にお勧めできると思っています。

それは、仮に産後の親サポートが見込める場合でも、です。

例えば母親にお手伝いしてもらうとしても、母親によっては、育児に関する情報が古すぎて、現在の育児において、知識があまり役に立たないケースもあるのではないでしょうか。もしくは大昔過ぎてほとんど忘れているとか(うちはこのパターンでした)。

また体力的にも、24H体制の新生児のお世話を、たとえ一部であっても、一緒にやってもらうことは 難しいのではないでしょうか。

その点、助産院だと現在進行形でお産を扱っており、情報は更新されていますし(独特な部分はありますが)、 もちろん入院中は24H待機していてくれます。何かあれば、夜中でも頼れるプロが控えています。

 

あと、人によっては、産後の精神的に浮き沈みの激しい時期に、親など近しい身内と過ごすことで、 他人なら気にならないようなささいな言動が我慢できなくて、喧嘩したりすることもないでしょうか。

私は自分が絶対そうなることがわかっていたため、お互いのためにも、まずは信頼できる他人様に頼ることを 選択しました。(・・・これは私のような偏屈な人間の見解ですので、当てはまらない健全な方は、素直にお身内に頼ることでなんの問題もないと思います^^;)

 

また、これも私が気にしすぎなのかもしれませんが、肉親とはいえ、それなりの負担になるお手伝いを、すべて相手の好意によりやってもらう場合、あまりわがままも言えないというか・・私は少し遠慮してしまうのですが、お金を払って産後入院をすることで、助産師さんたちもお仕事としてやっていただけるので、かえって気が楽でした。

 

あえて言うなら

 

ここまで基本的には産後入院を推してきましたが、あえて言うならこれは気になるかもという点を書きます。

 

お高い? 

 

私の場合、産後入院にかかった費用は、5日間(4泊)で、約10万円でした。
1日2万円をどう見るか。
私は高いとは思いませんでした。
毎日3食の提供、洗濯、沐浴、診察、マッサージに、必要に応じた母乳指導や沐浴指導、かつ24Hの見守りですので、 安いぐらいだと思います。

ですが、通常は身内によるサポートなどで、無料かせいぜい多少のお礼程度で済むところを、10万20万出して入院するかというと、敷居が低いとは言えないかもしれません。

もう少し、使いたい人が気軽に使えるサービスとなるため、行政の補助が充実すればいいなと思います。

(ちなみに、産後入院にかかった費用は、確定申告すればいくらかは返ってくるようです。)

 
昔ながらの場所

 

多くの場合、産後入院の際は助産院(助産所)への入院となります。そこは、まだまだ母乳信仰に支配された場所です。

こんな書き方は非常に悪意がありますね。ただ、私個人としては、とにかく母乳嫌いの娘とふたり、 それを克服するお手伝いをしていただいたとはいえ、滞在中過度なプレッシャーを感じた部分は正直ありました。

ミルクに対する、罪悪感に近い感覚を持ってしまい、無理をして娘に母乳を強いたあげく、再入院させることになったのは事実です。

また助産院側も、毎日娘の体重も測ってくれていたのだから、乳量不足にも気づけたはずです。

ですが、少々体重が減ってもたいしたことない、そのうち母乳だけで足りるようになる、赤ちゃんとはそういうものだ。といった考えにより対策を打たなかったことが、脱水症状(ミルクをあげても全部吐いてしまい、おしっこもかなり少なく、全然泣かなくなり、夜中に緊急入院)を招いたというのは、病院のお医者さんの見解でも間違いないようでした。(季節が夏場だったことも悪かった。)

この顛末は、助産院の方は知らないですが、伝えたとしても、少々のことで大げさなと言われそうです。利用した助産院は、そういう場所でした。

 

また、普通分娩が唯一の出産法であり(私が経験した)帝王切開は邪道という考えも、随所で感じました。

 

総じて、『「昔ながらの」「自然な」お産と育児』という価値観が、根付いているところではありました。

 

もちろんそれは否定しませんが、少なくともうちの娘の場合は、そのコンセプトに全面的に乗っかると、何度も命を落としかねない赤ちゃんでした。

なかなか最初からは難しいですが、利用にあたり、パパママの状況判断力(鵜呑みにしすぎない)も時には必要かと思います。

 

一例ですが、産後に病院にいる間は、授乳の間隔は最長でも3時間と決まっており、3時間しても赤ちゃんが寝ていたら、起こしてでも授乳しなさいと言われ、そうしていました。対して、助産院では、赤ちゃんが飲みたいときに飲ませなさい、無理に起こしたりしたら絶対ダメ!大人だって、寝ているときに起こされたら嫌でしょ?!と怒られました。

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と、思いつつ、何となく助産院の言い分のほうが理にかなっているかなと思って、産後入院中は授乳間隔(回数)をあまり気にしないようにしていたのですが、それにより見事に脱水になり、再入院先の病院で、また怒られました(汗

まだ生まれたばかりの赤ちゃんは、親がミルク量を気を付けてあげないと、赤ちゃんによっては間隔があきすぎて危険なんだよと。体重も減っちゃってるじゃないかと。

 

こんな感じで、たいてい病院と助産院とはやり方が違いますし、お互いが批判しあっているため、それぞれの言い分のうち、適切にいいところだけ採用するのがいいかと思います。

 

おことわり


産後入院や助産院について、色々と書かせてもらいましたが、これは私が経験した、たった一例であり、当然ながらすべての ケースに当てはまるものではありません。良いところも悪いところもあり、またそれらも、受け手によって解釈は変わります。

あくまでご参考として読んでくださいませ。

 

 

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