ひじきまめ通信

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【テクモピア伊丹】イオンモール伊丹内 キッズパーク 適度にすいていてオススメ!


先日、イオンモール伊丹にある、キッズパークに娘と行きました。

これが、適度にすいてて、良かったんですよ~

 

もう40歳も過ぎると、

 休日イオン   = 混み混み

 休日室内パーク = 混み混み

 

なるべく早く、この窮屈な空間から出たいと。

そう思ってはいても、2歳児が思うように動いてくれるわけはなく。

その日も、遠くに見える、ゲームセンター的なエリアに引っ張っていかれました。

 

それが、テクモピア伊丹。

 


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大きめのゲームセンターの一角に、このキッズパークがあり、せっかくなので少し利用してみました。

 

これがなかなか、良かったんです。

 

広いとは言い難く、遊具もさほど多くはないですが、2歳児が夢中で遊ぶには十分な設備。

何より、土曜の日中に、貸し切り状態で、お友達と遊具を取り合うこともなし。

(テクモピア内のゲームゾーンは混んでます)

(夏休み期間中の午後はかなり混んでました^^;)

 

キッズパークこんなんでした

 

商業施設内の、プレイスペースのちょっと大きい版、ぐらいの規模なので、毎日遊んだら、たぶん一週間以内に飽きちゃうかなと思います(笑)

でも、大人の買いものついでに軽く遊ぶだけなら、チビッ子が好きそうなものは一通りあります。


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定番のボールプール


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ボールプール奥の壁には、プロジェクターでアニメーションを映しています。

ボールを投げつけると、風船が割れるなど、ちょっと工夫されていて楽しい。

 


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ボールプールのお隣には、アスレチック遊具があります。


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滑り台もあるのよ~

 

アスレチック遊具のつぎは、大きなエア遊具


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入り口から入ると


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滑り台と、ミニボールプールが!

 


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キャー!!っと楽しそうに滑る娘。

 

遊具は主にこの3つで、他には


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車の形のミニアスレチック


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大きなブロック

 

他にも、大きなぬいぐるみや、絵本も置いてました。

 

あと、ありがたいのが、大人1人につき1枚、飲み物カードをいただけること。

パーク内にある自販機で使えます。


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出てくる飲み物はフタがされていて、子どもがこぼしにくい工夫がされています。


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ミニロッカーもあるので、貴重品はこの中に入れられます。

 

こちらのパークは、たいてい、受付の方が1人おられるだけで、その方もパーク内に常に目を配っている感じではありません。

キッズパークって場所によっては、係員さんがかなり厳しめで、上の写真みたいに、滑り台を寝てすべったりしようもんなら毎回がっ注意されます。

子供の安全のために、必要な指導をいただいているのはその通りなんですが、あまり厳しいと親も気をつかって疲れる。。

私は、ここのキッズパークのゆるさが結構好きです(笑)

一応、エア遊具に、親は一緒に遊んじゃだめよ、という注意書きはありました↓


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テクモピア伊丹

キッズパーク利用料金

こども →最初の30分600円、延長10分ごとに200円

おとな→300円(延長料金なし)

 

平日はフリーパスプランもあります。

毎月20日、30日のお客様感謝デーには、延長料金の割引もあるようです。

 

営業時間 10:00~23:00

電話番号 072-771-1096

 

✳️このキッズパークは、託児施設ではなく、大人の同伴が必要です

 

 

【時短】お名前ハンコ まいんすたんぷ で記名効率アップ!

うちの娘はいま、保育園に通っているんですが、園ではありとあらゆる持ち物に記名が必要です。

この作業が地味に大変で、ストレスになっていました。
そこで半年前から、お名前スタンプセット「まいんすたんぷ」&「オールパーパスパッド」を導入し、記名の手間を軽減することがで きました。
間違いなく、「近年買ってよかったベスト3」に入る買いものだと思っていますので、ご紹介したいと思います。

 

あれも記名、これも記名

 

保育園・幼稚園児(小学校も??)にはつきものの記名で、子育て中のみなさん、少なからずわずらわしさを感じておられると思います。
ちなみに記名というと、通園がはじまるまでは、服や靴、カバンなどへ書くんだろうなと。それならさほど困るほどではないだろうと思っていまし た。


ところが・・・


日々の持ち物は、だいたい以下の通りです。

 

  • お着替え用の服上下
  • 肌着1枚
  • 替えのオムツ4枚
  • オムツ替え用タオル1枚
  • お食事用のエプロン1枚&ハンドタオル1枚
  • おやつ用のエプロン1枚&ハンドタオル1枚
  • お着替え後の洋服の持ち帰り用ビニール袋1枚
  • オムツ替えタオルの持ち帰り用ビニール袋1枚

 

これに、週明けは以下のものが加わります。

 

  • お昼寝用のバスタオル2枚
  • 外遊び用の帽子1枚
  • 外遊び用の上着1枚(冬)
  • 外遊び用のベスト1枚(冬)
  • 日々の着替え等の予備がそれぞれ数枚

 

もちろんこれらにプラスして、登園時に子どもが来ている服上下に肌着、靴下、上着などがあります。

 

これらのすべてに記名が必要です。

 

そう、すべてです。消耗品のビニールやオムツにもです。


さらにうちの園では、消耗品以外のすべての持ち物には、園指定の「シンボルマーク」を付ける必要があります。
こういうものです。

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アイロン圧着シートに、図柄を印刷したもの

1枚500円で園から購入した、この「マークシート」を、ひとつずつハサミで切り分け、洋服などにアイロンで圧着し、そのままだとお洗濯に耐えませんので、四隅を手縫いします。このように。

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また固くて針が通りにくいのよ

無理…記名だけでもまぁまぁ大変だと思ってたのに、マークって何 …

仕事があって、こういうことがなかなかできないから保育園に行っているのに…

と、このマークについて書き始めると、思うところがありすぎて論点がズレますので、ここは流すとして。

 

消耗品を購入したとき。

季節やサイズが変わって洋服を新調したと き。

とにかくしょっちゅう、あらゆるものにお名前を書く必要があるわけです。

 

スタンプの存在は知っていたが

 

手書きの手間を軽減してくれる、お名前スタンプなるものがあることは知っていました。
おさがりでいただいた服の、品質表示タグに、押してあるのを何度か拝見したことがあったので。
ですが、なぜか私は、このスタンプ(正確にはインク)は紙や布地にしか使えないんじゃないかと思い込んでました。

 

布地への記名ももちろん大変ですが、どちらかというとうちでは、オムツとビニールへの記名のほうがしんどかったんです。
それぞれ、1日に複数枚消費するため、一ヶ月でオムツは60枚以 上、ビニール袋は40枚以上に記名が要ります。
何週かに一度、週末に書き溜めしますが、延々数十枚単位で書くのつらいんです 。。。
でも、特にビニール袋なんかは、スタンプは押せないでしょ(押してもかすれちゃったりするでしょ)って 、そう思い込んでいました。

 

金属、プラスチックOKのインクがあった

 

ちゃんと調べたらね…ビニールに押せて、もちろんこすっても落ちないインクがちゃんと あったんですよ…
常識かもしれませんが、私はお恥ずかしながら全然知りません でした。
私が購入したのはこちらです↓

 

ガラス、金属類、ビニール、プラスチック、革、布、もちろん紙。

多種多様の素材に使えます。

ほんと?触れるとにじんだり、こすれたりするんじゃない?と、半信半疑でしたが、全然普通に大丈夫でした。

 

揃えるもの

 

まとめますと、買い揃えるものは、こどもの名前で作ったハンコと、上記の朱肉です。

私は楽天で買いました。

お名前スタンプセット「まいんすたんぷ」購入画面で、娘の名前を入力して注文。

同時に、「オールパーパスパッド」=朱肉(インク)を買います。

カスタムハンコは、注文から8日程度で届きました。(インクはすぐに届きました。)

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サイズイロイロ

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インクがこれ

約1000円で、極小から大サイズの5種類ものサイズのスタンプが出来上がりです 。

そんなんでいいの?もっと払うよ…

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こんな小さいのも。上述のシンボルマーク横に押して、便利に使ってます。



 

忙しい親の頼もしい味方です

 

たかがお名前を書くだけですが、小さい子どもが居ると、油性ペン を取り出しただけで、自分もお絵かきするーー!!と飛びついてき て、ゆっくり記名するどころではありません。

油性ペンを渡してしまい 、壁や椅子などにどれだけ落書きされたか。

よって、子どもが寝てから書く必要があるのですが、寝てからでないとできないことは他にも山盛りです。

何十もの消耗品に記名するのはついつい後回しに。

そして、うちの園の場合は、季節やサイズが変わり、服を新調するたび に、恐怖のマーク付け作業もあります。

そんな多忙なパパママの手間を少しでも軽減するために、とてもいいアイテムだと心から思います。

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ぽんぽん押して時短達成

もう少し子どもが大きくなれば(現在2歳)、記名はまだ難しくても、 ハンコを押すだけなら、子どもと楽しく一緒にできそうかなとも思ったり。

 

インクと合わせても、2000円もしません。

同じように記名でお悩みのパパママ、一度試しに導入されてはいかがでしょうか。


 
 

つかしん ピュアハートキッズランド【わくわく大型室内公園】オススメです 

少し前になりますが、兵庫・尼崎のショッピングセンター「つかしん」にある「ピュアハートキッズランド」に遊びにいきました。
2回目の訪問ですが、今回はわけあって平日に休みをとって行きましたので、かなりすいており、人気の遊具も貸切状態。

写真もたくさん撮れましたので、ご紹介します。

 

JR猪名寺駅からつかしんへ 

 

我が家には車が無いので、移動は専ら電車です。
子どもの遊び場は、車が無いと不便な場所にあることも多いのですが、こちらのピュアハートキッズランドがあるつかしんは、JR宝塚線猪名寺駅から徒歩10分程度ですので、うちのような交通弱者でも行きやすくて助かります。

ちなみにこちらは、2000台を収容できる駐車場もあるようで、もちろん車でも行きやすいショッピングセンターです。

 

受付で料金を支払い、いざ室内公園へ

 

ひがしまち 南館(ややこしい)の6Fへエレベーターで上がり、ピュアハートキッズランド受付へ。
前回は土日の訪問でしたので、営業開始の10時前でも、受付前の通路に長蛇の列ができていました。
今回はウィークデーの17時頃に行ったため、受付も誰もおらず。スイスイと進みます。

料金体系ですが、会員制の施設となり、まずは年会費(315円)を払って会員になります。

その上で、当日の時間帯や遊び方に応じたコースを選択します。

 

コースは以下のとおり。

 

★1日たっぷり楽しめる遊び放題パック
〔ピュアキッズフリー〕990円(税込)/人
★16時からのお得な遊び放題プラン
〔ピュアキッズトワイライト] 660円(税込)/人
★少しの時間でも楽しめる時間制〔ベーシックプラン〕
 最初の1時間500円(延長30分ごとに200円)税込/人

 

この日は、トワイライトコースを選択しました。
晩御飯のことも考えると、1時間以内には出るつもりでしたが、時間制のベーシックプランにはしませんでした。時間制にした場合、終了時間が結構気になるんですよね。(性格だと思いますが)

最初の1時間が500円で、1分でも過ぎるとプラス200円がかかるんです。
子どもを連れていると、大人が思った通りには動けないのが当たり前で、この日も案の定、楽しすぎて娘が帰りたがらず、なだめて連れ出すのに少々苦労しました。
1時間経過の5分前とかに、帰る帰らないで押し問答になったら、200円余分にかかっちゃう…と、どうしても気になるんですよね。
はい貧乏性です。

おおらかに子どもと付き合うためにも、一人160円増程度なら、フリータイムの方を選択しました。

結果的には1時間以内に出ましたけどね。

 

ちなみに、16時以前の時間だとフリータイムの料金設定も変わりますが、それでも2時間遊べば、時間制とほぼ同額です。
こちらの公園内にはゆっくり飲食できる場所もあり、また一時的に公園から出て再入場も可能です。遊具も小さい子どもにとって楽しいものばかりで、2時間ぐらいはすぐに経つと思います。
他の予定があるなど、確実に少ししか遊べないというケース以外は、とりあえずフリータイムのプランにしておいてもいいように思います。

 

ということで、トワイライトコースの料金、夫婦とこども3人分を先に支払い、いざ中へ。
靴や荷物をロッカーに入れます。ベビーカーも受け付けを入ってすぐの場所に置いておくスペースがあります。

土日は折りたたんでも満杯ですが、なんとか置けます。

ちなみに、ペットボトルや水筒など含め、一切の飲食物持込み禁止です。お茶もダメなのは少し不便ですが、たくさんの人が利用する場所なので清潔に保つためということのようです。

(先にも書きましたが、大きめの飲食スペースがあり、ジュース一杯から買えますので、さほど困ることはないです)

 

それでは、写真とともに、中の様子をご紹介します。

 

さぁ遊びの始まり!

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キレイなお砂

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裸足で砂の上を歩くのは本当に久しぶりで、ひんやりした感触が大人も気持ちよかったです。

砂場から出るときは、足の砂をきれいに落とせるよう、ブラシのようなものが備え付けてありました。

 

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かっこいい車もあったよ!

 

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奥にいくと…

 

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見えてきました…

 

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みんな大好きボールプール

 

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ボールプールからつながるアスレチック

 こちらのボールプールは、アスレチック遊具的な大型遊具と組み合わさっており、身体全体で楽しめます。

 

 

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プラレールもありましたよ

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こちらもチビッコ大好き!エア遊具

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ウンショ ウンショ

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いくでー

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キャッホー

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もう1回!

エア遊具は、7回ぐらいはやってましたね。

私も一緒に滑りましたが、結構落差もあって、大人でも楽しい!

 

いかがでしたか?

こちらに紹介した遊具はほんの一部です。

この他に、おままごとができるコーナーあり。ドレスなどレンタル衣装を着て写真が撮れるコーナーあり。軽食も食べられる、喫茶コーナーあり。

付き添いの大人用でしょうか、マッサージチェアに持たれながら、ゆっくり漫画や雑誌を読めるコーナーまでありました。

 

暑い日、寒い日、大雨の日。どんな日でも関係なしで快適に遊べる、大型室内公園で、めいっぱい我が子に楽しんでもらいましょう!


つかしん ひがしまち 南館: 6F

平日 10:00~19:00(最終受付 18:30)

土日祝 10:00~20:00(最終受付 19:30)
06-6426-8692

 

 

幼児は何歳で手術を受けるのがベストか【膀胱尿管逆流症治療記⑤ 】

うちの娘は、2歳7か月で、膀胱尿管逆流症を治すための手術を受けました。
これから、お子様が手術を控えておられる親御さんに、何かの参考になるかもしれませんので、経験談を交えて書きたいと思います。

 

もし、あなたのお子さんが幼児であり、手術を受けるタイミングを選択できる場合。
何歳頃で手術を受けるのがいいのでしょうか。
私としては、4歳以降が良いと考えます。
その理由を含め、手術の体験談を書きます。

 

トントン拍子でした、手術を受けるまでは。

 

11月頃に、腹腔鏡手術を受けることを医師と正式に決め、年明け1月後半頃に入院日が決まりました。

過去数回入院経験がありましたが、すべて緊急入院だったため、比較すると、入院予定が決まっている状態というのは本当に楽でした。

事前に仕事の調整もできますし、入院期間もある程度読めますし( 結果としては期間は大幅に延びましたが)、必要なものの準備もゆ っくりできる。

 

スーツケースに必要なものを詰めていると、なんだか旅行に行くよ うな錯覚も覚えるぐらいでした(笑)

 

そして入院当日。

 

緊急入院の場合と違い、入院日(手術前日)でも元気なので、個室で跳ねまわって遊び、プレイルームで遊び、みんなでベッドサイドで晩御飯を食べて、部屋備え付けのシャワーではしゃぎ、翌日の手術に備えてゆっくり眠りました。

 

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リラックスモード

 

ちなみに、手術するには、発熱していないことが条件になります( 発熱が無くとも、普段と体調が違うようなら見送られることも)。

うちの子の手術日は2月後半。風邪どころか、インフルエンザが猛威を振るう時期でした。

しかし、娘は全く体調を崩すことはなく。なんの憂いもなく手術に 臨めました。

 

明日はいよいよ手術日。少し痛い思いをするけれど、回復に必要な体力は蓄えているはず。2日程度辛抱して、3日目には早ければ尿管カテーテルが外れ、4、5日目には帰れる。

提示されていた予定に、何の疑いもありませんでした。

 

目覚めたのは8時間後

 

手術当日、午前10時の開始に合わせて、家族3人で手術室までい き、手術用ベッドに寝かせて、麻酔が効くまで見届けました。

それから終了まで病院内で待ち、だいたい予定通り、午後2時半頃に個室に帰ってきました。

 

帰ってきたときの様子は、想像していたものとは違いました。

 

同じ病気で手術を受けられたお子さんの様子を事前にブログで拝見しており、そのお子さんは術後すぐ、元気にしゃべっていた様子だったので、娘も起きているかなと思っていました。

ですが予想に反し、寝ているというか、目は閉じ切らない状態でうっすら開いていますが意識が無く、呼び掛けには反応せず。手術着のところどころに血の跡も少しあり、痛々しい印象でした。

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カテーテルから延びる管は血で真っ赤

 

そのまま寝かせていましたが、通常起きると言われる2時間程度経った後もぴくりとも動かず、結局起きたのは、8時間程度経った、午後10時頃でした。

 

こういう状態は特殊なことではないようです。私たちが参考にした例が、極端に元気な?例だったのかもしれません。

しかし正確な情報源を持たない私たちは、何が正しいのかわからず、また身近に全身麻酔から覚めることなく亡くなった方が居たこともあり、本当に心配しました。

不安で仕方なく、何度か看護師さんにそれを訴えましたが、「大丈夫ですよ~」とだけ言われます。

実際大丈夫だったのですが、何をもって大丈夫なのか、簡潔に論理的に説明してもらいたかったなと思いました。

 

看護師さんのなかで、とても頼りになる男性の方がいて、その方だけ、過去の経験や他の例などを引き合いに出し、今がどういう状態 なのか説明してくれて、やっと安心できた1時間後ぐらいに目覚め、ほっと一息つきました。


術後に本格的に目覚めた後、大暴れするケースもあるようですが、 娘の場合は手術後最初に麻酔から覚醒した時にその大暴れを済ませ たようで、個室では静かに目覚めました。

 

山場の24Hを過ぎても苦しみが続く

 

目覚めてからは、事前情報通り、痛みや手術への恐怖の名残りなど で、眠れずずっと泣いている状態が続きました。

看護師さんも、24Hは痛みが強いので、痛み止めを使ってなんとかやり過ごしましょうとのこと。

私たちも覚悟の上でしたので、手術翌日までは寝ずに24時間ずっと娘を抱いていました。

 

しかし、手術から2日経っても3日経っても、痛みはおさまるどころか、どんどんひどくなるようにも見えました。

周期的に襲う痛みに泣き叫んでいる、つらそうな顔の娘を見ていて、こっちも泣きそうになるぐらい。


膀胱に穴が開いていた

 

何が起こっていたかと言うと、このとき、膀胱が破裂したのと同じ状態になり、尿が体内に漏れ出していたのでした。

 

遡りますが、手術2日目の朝、こちらの希望により、予定よりも早く尿道カテーテルを抜いていました。

術後からずっと、あまりに娘が痛い嫌だと訴えたので、原因はわかりませんでしたが 、カテーテルが無ければ少しマシになるかと思ったからです。

医師の承諾のもと、予定より少し早く抜いたのですが、結果としてはそれが間違いでした。
抜いてから3時間経っても5時間経っても自力でおしっこをしない 。(娘はまだオムツでした)
1時間に40mlの水分を点滴で入れているのに、絶対におかしいと、 私は繰り返し看護師さんに訴えました。

しかし、看護師さんたちはさほど重大なことと思ってはいない様子 。
そうこうするうち、6時間を過ぎた頃に初めて、オムツが少し濡れました 。
それで解決とばかり、おしっこの量を図ることも、こまめに頻度を 見ることもされなかったのですが、体内に入れている水分量に対し て、やはり尿量が少なすぎる。
結局、私の嫌な予感は的中し、術後4日目でやっとエコー検査をし てもらった結果、尿が体内に漏れ出して、 腹膜炎を起こしていたのでした。


なぜ娘がおしっこをしなかったかというと、膀胱が痛むからです。 術後数日は誰でもそうなのですが、とはいえ大抵の子どもは我慢できずにおしっこをするようです。

しかし稀に 、どうしてもおしっこが出さない子がいると。
そうなった場合は、入院が長引きますと、確かに術前の説明で聞いていました。
限界まで我慢し、どうしても我慢できない分だけを、漏らすような形で少しだけ出していた状態が続き、膀胱が破裂したのでした。

さらに悪いことに、手術の際に腹膜を傷つけられていたため、そこから炎症が起こったというような説明だったかと思います。
腹膜炎の痛みは未経験ですが、大人でも我慢できないほどの痛みだと聞いたことがあります。

そんなつらい思いを何日もさせてしまって、本当に娘に申し訳なくてたまりませんでした。
担当医師は、こうなってしまったことを申し訳なかったと謝罪してくれましたが、私は医師だけでなく看護師も含め、本当に病院というものに不信感しか抱けませんでした。

防げた事態だったのにと。

 

術後から、尿の状態を見るための紙を渡されていました。頻度と量を測るものです。
しかし、尿が出ていないのではないか、または量が少ないのではないかという再三の私の訴えののちも、尿量を測ってみてという指示は出ず、また尿の頻度を書いた紙も、看護士、医師の誰も見ていませんでした。
親の話と紙に書いたデータを合わせ見れば、こうなる恐れがあることはもっと早く知ることができたはずなのに。

どうして誰も深刻に受け止めてくれなかったのか。


今までの経験から(当blogにも書いています)、病院や医師・看護師を過信してはいけないと肝に銘じていたはずなのに、また同じ過ちを犯してしまったことが悔しくて、娘に
申し訳なくて。
腹膜炎の処置をしてもらった夜、娘が落ち着いてきてからも、私は一睡もできませんでした。

 

カテーテルを入れたまま帰宅

 

腹膜炎を起こした娘は、再度カテーテルを入れて膀胱から尿を外に出す処置をし、そこから7日間はカテーテルを抜けなくなりました 。カテーテルを入れ続け、その間に膀胱が自然に治癒するのを待つためです。

つまり10日以上退院が延びたわけですが、仕事の都合もあり、また差額室料など諸経費の問題もあります。

医師からの提案として、尿道カテーテルを入れたまま自宅で数日安静にし、十分な療養期間を置いて、再度入院することになりました。
カテーテルを入れた状態で日常生活を送るというのが想像できなか ったのですが、割とあることのようですね。


2重にオムツを履き、1枚目のオムツにはこういう風に穴を開けま す。

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ハサミで穴を開けます

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穴の周囲をテープで養生します

開けた穴からカテーテルの管を出して、 2枚目のオムツで、カテーテルから出る尿を受けると。(1枚目はウンチを受ける)


娘は、パンパンだった尿が抜けた後は、とても元気になっていましたが、やはりいつも通りとはいかず、カテーテルが気持ち悪いのか痛いのか、つい走ったり跳ねたりしては、痛いと騒いで病院へ逆戻り。

帰宅したとはいえ、なかなか大変な数日を過ごしました。


手術は4歳以降をおすすめする理由

 

冒頭に、手術時期が決められるなら、4歳頃以降が良いのではと書きました。
これは、上記のような出来事を経験し、手術を受ける本人との正確なコミュニケーションの重要性を痛感したからです。


・術前の心構え

→ここを治すために、こういう手術を受けるよ。何日でこうなって、いつ頃完治するよ。などの説明ができ、ある程度理解できる。

・術後のお願い

→痛くても頑張っておしっこを出さないと、退院できないんだよ。などのお願いが通じる。
・不測の事態への対応

→急変時などに、どれくらい痛い、どこが痛いなど、状態をある程度正確に言葉にできる。

 

こういったシーン別のコミュニケーションは、最低でも4歳にはなっていないと難しいのではと思います。(4歳でも早いですが)

 

特に3点目の、今の状態を言葉にできるかどうかは重要です。

 

娘は今回、術後の膀胱の痛みも「痛い」。カテーテルを抜いた際に、おしっこを出す痛みも「痛い」。腹膜炎になった後の激痛も「痛い」。

さらに痛み以外の、カテーテルの違和感や肌 荒れによるかゆみもすべて「いたい」としか言えませんでした。

これだと、オオカミ少年ではないですが、なんでも痛いとなるため、本当にまずい状況でも半分疑われることに。

「痛みの記憶が呼びさまされて泣いているのでは?」「かゆ みが不快で泣いているのでは?」など、親でもその状態を正確に知ることは難しいのです。

 

うちは、投薬を続けさえすれば、手術を先延ばしにすることもでき ました。


あえて急いでやったのは理由があり、ひとつは「抗生剤を毎日飲ませることのリスクを考えた結果」。(与薬忘れ、災害時など与薬困 難な状況への対応、抗生剤自体のネガティブな影響への不安)

もうひとつは、「2歳頃なら幼いため、あまり嫌な記憶を後々に残 さずに済むのでは」と思ったことでした。

 

これも、間違いではないと思います。

 

ある看護師さんは、5歳以降、腹筋ができてきたころに手術を受けると、切った部分の回復まで少し時間がかかり、痛みも強い傾向にあるので、2歳ぐらいまでのほうが本人にとって良かったと思います、とも言っていました。

 

そもそもですが、手術をいつ受けるか、タイミングを選択できること自体、そうそう無いものかと思います。

 

ですが、もし選べるなら。

 

やはり意思疎通がある程度ちゃんとできる頃まで、待つのがいいです。

 

逆に言うと、選択の余地なく、2、3歳以下で手術を受けるならば。

 

何かあっても言葉で訴えられないリスクを意識し、対応が後手に回らないよう、念には念を入れて慎重に観察してあげる必要があると思います。

 

病院を、医師を盲信してはいけません。

 

はじめての腎シンチグラフィ検査【膀胱尿管逆流症治療記④】

うちの娘には、泌尿器系の異常がいくつかあります。

先日、そのうちの1つである、腎臓の異常を調べる検査を受けに行ってき ました。

 

腎シンチグラフィ検査とは

 

娘はすでに、エコー検査により、「片方の腎臓が明らかに小さい」という異常が発見されていました。
この腎臓の異常について、詳細を調べるために行うのが、腎シンチグラフィ検査になります。
ごく微量の放射線を出す薬を注射し、一定時間経って腎臓に集まっ た放射線を、専用のカメラで撮影します。
腎臓の位置、形、大きさや機能がわかるということでした。


起きたまま検査?眠らせて検査?

 

この検査を受けるにあたり、主治医の指示と、検査サイドの指示が違う点があり、少々困惑しました。

子どもを起こしたまま検査を受けさせるか、薬で眠らせて受けさせ るかという点です。


主治医からは、起こしたまま、DVDでも見せていれば終わります、という説明。

あまりに簡単にいうので、よほどリラックスして受けられるのかなと思っていました。


しかし検査部門からは、眠らせて検査するのでよろしくね、という説明。

どっちでしょうと改めて泌尿器科側のスタッフさんに聞くと、「眠らせませんよ~」とのこと。

うむ、やはりそうかとその時は納得して、検査当日に検査センター (同じ病院の別棟にある)へ行き、まずは薬の注射をしました。

やはりというか、検査室の雰囲気と注射とに子どもは号泣。

そして検査担当の医師より「3時間後は眠っている状態なので、怖くないですよ~」と
いったコメントが。

 

ん?どっちやねん。

 

結局、検査サイド、泌尿器科、私たちで改めて相談した結果、最終的には眠らせずに受けてみることになりました。

 

一般的にはどうするものかはわかりませんが、検査サイドが言うには、5、6歳ぐらいにならないと、起きた状態の検査は難しいのではとのこと。

娘はまだ2 歳。私も検査前までは同感でした。


だって、こんな状態ですよ?これで動かずに30分近くいられるとはとても思えず。

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日経Goodayさんサイトより引用させていただきました

 

この機材を見たとき、以前に自分が受けたMR I検査を思い出しました。

MRIほど閉鎖空間ではないですが、 2歳児にとってはかなりのストレスだと思います。

 

ですが結果としては、見事動かず・泣かず、いい子で検査を受けて くれました。

大好きなアンパンマンDVDと、両親&検査技師さんの必死の笑顔が功を奏したようです。(技師様ありがとう)

 

2歳児ともなると、眠らせるにもたくさんの薬が必要となり、その分リスクが高くなるそうです。

主治医はあまりそういう薬を使いたくない方のようで、まぁそれはこちらもそうですし、無理に眠らせず、言うことを聞いておいて良かったと思いました。

でももう一度同じようにできるかと問われると、自信ありませんね 。たまたまその時はうまくいっただけ、ラッキーだったと思います。

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今日も包帯ぐるぐる

 

先天的な異常と判明

 

検査結果を聞くのは後日になります。娘はたまたま、翌日から膀胱尿管逆流症の治療のため同病院へ入院しましたので、その入院中に、撮影画像とともに説明をしてもらいました。

画像では、素人目にもあきらかに、右側の腎臓が小さいのがわかりました。

なお、腎臓の状態から診て、生まれつきそうだった可能性が高いということでした。

 

別の記事で買いていますが、娘は0歳のときから、尿路感染症やそれと疑わしい高熱に何度も悩まされました。

1歳のときの入院では、40度前後の熱が10日以上続いたことも 。
そういった複数回の高熱時に、腎臓が痛めつけられて小さくなってしまった可能性もあったため、実際のところどうなのか、 ずっと気になっていました。
今回の検査で、おそらくは先天的なものということがわかり、少し安堵した自分がいます。
先天的・後天的どちらであっても、異常であることに変わりはなく、先天的で良かったと思うのは親の気休めです。

ですが、高熱でさんざん苦しい思いをさせた上に、修復不可能な傷を腎臓に負わせたのではと、やり場のない怒りを感じていたため、そうではないということなら、まだ少し心が軽くなるような気がしました。

 

とはいえ、腎臓にこういった異常が見られる子は、膀胱尿管逆流症にもなりやすい傾向があるらしく(娘がまさにそう)、生まれながらにそういったハンデを背負わせてしまったことに変わりはありません。
もっと健康な状態で産んであげられなかったことは、やはり娘に対し申し訳ないと日々思います。

 

ともあれ、現段階の先生の見解としては、おそらく将来、腎不全になることはないだろうとのこと。

 

これから15歳になるまで、定期的に診察を受けなければいけませ んが、さしあたって日常生活に支障のある状態ではないようで、そ こは安心しました。

ちなみに、画像の片方の腎臓がかなり小さいのはそうなのですが、逆にもう片方は普通よりも大きいそうです。片方の不全を補うように発達するんだそう。よくできてますねぇ。。

 

この結果を聞いた翌日に、膀胱尿管逆流症の手術を受けました。
手術自体は難しいものではなく、成功率も95%を超えているとい うことでしたが、現実はそうすんなりとはいかないのでした・・・

【膀胱尿管逆流症治療記 番外編】自作紙芝居で心の準備を 

娘は、膀胱尿管逆流症を患っており、先日手術を受けました。

今回は治療記の番外編として、2歳児に心の準備をしてもらうために、うちでやったことを書きたいと思います。

 

本人の理解が大切とは言うが・・・

 

娘が手術を受けたのは2歳でした。まだまだ十分な意思疎通ができる歳ではなく、大学病院の診察時も、医師の話が理解できているとは思えない様子。

真剣に聞いている両親をよそに、診察室で動き回ってはしゃいでいます。

ですが医師の言葉によると、手術を受けさせるにあたり、子ども相手であっても、事前によく説明しておくことが重要ということ。だまし討ちのようにするのではなく、まだよくはわからないかもしれないが、 「先生に悪いところを治してもらうんだよ」ということを説明しておくことが大事なんだそうです。

なるほどと納得はしたものの、どうやって説明するのか・・?

ごく簡単なことでも、なかなか理解しあうことが難しい「魔の二歳児」に 、こんなディープで繊細で重要なことをわかってもらうには・・?と検討した結果、「紙芝居を作る」ことを思いつきました。

 

『おなかのバイキンをやっつけろ!』

 

作成した紙芝居です↓

 

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こうしてアップしたものを改めて見ると、素人の手作り感満載でお恥ずかしいです…

とりあえず絵の美しさやお話の完成度は二の次で、「なるべくウソがなく、シンプルで、かつ読み物として楽しめるものに」なるよう心がけました。←いいわけ

紙芝居を思いついた時点で、手術まで1ヵ月を切っており、日中仕事もしていて時間が限られていましたので、正直やっつけ仕事でしたが(制作時間7~8時間ぐらい)、アンパンマンの登場が功を奏したか、娘は割と気に入ってくれました。

紙芝居が出来てからは、毎晩のようにこれを読み聞かせて、娘に心の準備をしてもらうよう心がけました。

 

効果のほどは?

 

世界で1つだけの、娘の物語。作った親は自己満足に浸りましたが、肝心の効果はどうだったのか。

 

いやいや、結構効果ありだったと思います。(手前味噌)

 

なにぶん2歳児なので、本人に感想を聞くこともできません、なんとなくそう思うだけです。

ですが、数日読み聞かせを続けていると、日常のなかで「少しお腹がイタイけど、それはバイキンが居なくなった証拠です」など、作中に出てくるセリフを口にするようになりました。

手術後の回復期に、つらい場面も色々とありましたが、「バイキンはもういないからね、あと少しだからね!」と励ますと、「うん」 と理解しているような様子も見られました。

おそらくですが、言葉だけで説明するよりは、効果があったのかなと思います。

これから小さいお子さんが、入院や手術を予定されている場合は、 こういった視覚に訴えるツールを検討するのもいいかもしれません 。


うちの子は、術後の経過があまり良くなく、当初想定より長い期間苦しい思いをしているのですが、だからこそなおさら、自分に何が起こっているのかをうっすらとでも理解していることがとても重要だったように思います。

医師が言っていた通り、「いつもの診察の延長だと思ってたのに、目がさめたら、痛くてつらくて大変なことになってた!」という状態だと、本人の苦しさ、つらさは増していたように思います。

 絵を描くのが苦手な方や、その時間の無い方もおられると思いますが、市販の絵本で近いものを探すのもいいですし、メルカリやminneなどで、オーダー絵本の作成を依頼することもできるようなので、そういうサービスを利用されるのもいいかもしれません。

 

手術前検査あれこれ【膀胱尿管逆流症治療記③】

我が家の2歳の娘は、腎臓などに異常があり、現在は膀胱尿管逆流症の手術を控えています(2019年2月時点)。先日、手術前の検査を受けに、病院へ行ってきました。


検査内容は以下の通りです。

血液検査
尿検査
心電図
レントゲン
麻酔科診察

 

血液や尿はいつも通りですが、心電図・レントゲンなど、普段あまり経験していない検査も多く、また担当医の問診は例によってかな りの待ち時間を要したため(3時間待ちぐらい?)、ヘトヘトになりました。子どもはとっても元気だったのでそれは救いでしたが。

 

麻酔科の術前診察ってどんなの?

 

娘は手術を受けさせるのが初めて、私も緊急帝王切開時の部分麻酔しか経験がなかったので、麻酔科の診察とは果たしてどんなものか と思っていましたが、特に記憶には残らないものでした。

血液検査などの、診察前に行う検査結果が問題なければ、あとは手術前と当日の注意事項などをポイントだけ説明してくれているという感じ。娘本人の体を診るわけでもなく、話の内容は、渡してくれた冊子にあるようなことばかりでした。

おそらくですが、患者から質問がなければ、たいていこんな感じでささっと流して終わりなんだと思います。うちの場合、例によって、娘が騒いで会話を邪魔してくるため、落ち着いて質問などする余裕がほとんどありません。

よって、「当日までに風邪ひかないで、元気に会いましょうねー」 という会話をしただけで終わった印象でした。

 

抜き打ち?で手術の詳細説明が。

 

麻酔科の診察はさらっと終わりましたが、むしろ、その後の主治医による診察では、想定していた以上に重要な内容が多く話されて、 不意打ち感があり焦りました。
事前にもらっていた入院と手術の説明用紙に、入院後に手術の説明があるという記載があるのをみていたので、そのつもりで、 この日は特に質問なども準備しておらず。
ボイスレコーダーを使っていたので、後からじっくり聞き直すこと で、ある程度は内容を消化できましたが、それも無ければかなり困るところでした、改めて買っておいてよかった。。

 

説明内容は、今回の手術内容の詳細(術式の詳しいところまで)、 術前・中・後の経過説明や注意事項、将来にわたっての影響有無な どでした。

紙に書いたものを渡され、さらに図も書いて説明してくれました が、さらに後からレコーダーで複数回聞いても、手術でどこを切ってどこにつなげて、そのことでどう良くなるのか、結局わかりませんでした。

 

この時に限りませんが、先生は「当然ですが○○」「当たりまえですが△△」が口ぐせで、いつもさらさらと説明してくれるので、 アホな私たちにはなんのこっちゃ全然わからないことも多々あります。

本当にその説明により理解可能と思って話されているのか、別にわからんでよろしいと思って流されているのかは不明ですが、どうせ 時間を取るなら、もっとアホにもわかるよう工夫してもらえるととても助かるなぁと時々思います。

 

説明の途中から子どもが飽きてきて、アンパンマンバイキンマン !と騒ぐなか、夫婦とも話に集中しづらく、質問はありますか? と再三聞いてくれましたが、質問だらけで逆にまとまらない。
いつものパターンですが、また後でゆっくり考えようという雰囲気で、診察は終わりました。

 

手術後加筆)

また別の記事で書きますが、手術後の娘に、予定外の事態が起こりました。これは、手術リスクの1つとして上記説明時に触れられていたことでして、しかし説明されているときは正直、流して聞いていた部分でした。先生も軽く触れただけでした。
説明時にもっとじっくり聞けていれば、その事態が防げたかという と「否」ですが、今何が起こっているのかなど、 もう少し私たちも理解できたかもしれない。
先生は、説明の場にもなるべく娘本人を同席させたほうが(本人の気持ちの準備として)望ましいと言う意見をお持ちなので、それに 従いなるべく、常に同席させていました。

ですが、やはり重要な内容は、イヤイヤ期全開の二歳児を同席させず、できればじっくり大人だけで聞いておきたかったですね。

しかし手術前に毎度そうしていると、子どもが主治医に対し馴染み が薄くなり、いざ手術の際に子どもの心理的にあまりよろしくない のも事実だと感じますし。

とかく小さい子の手術は、準備段階も含め本当に難しいです。

 

ともあれ、これであとは、入院・手術を待つばかり。


…と思いきや、「腎臓の検査を忘れていました 」ということで…もう手術まで日が無く、入院前日に「腎シンチ」 検査をすることになります。

その日は入院等の準備日として予定していたのですが…仕方ない。


次は腎臓の検査の記事を書きます。