ひじきまめ通信

出産、育児、その他もろもろ

続・自転車事故 健康保険とか労災保険とか

私は以前、自転車同士の事故に遭いました。

その際に強く実感したこととして、「100%被害者になると損をする」ということがあり、前回記事にしました。

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上記のほか、もうひとつ実感したのは、「交通事故の治療と健康保険のグレーな?関係」でした。

 

ここでは、後者について書きます。

 

交通事故の治療には健康保険は使えないのか

 

「交通事故の治療には健康保険は使えない」という話を聞いたことがありますか?

私は自分が事故に遭うまでは知らなかったのですが、比較的よく耳にする類の話のようですね。

そして、使えないというのは、どうも誤りのようです。

旧厚生省時代にも、現厚生労働省からも、使えるという意味合いの通達が出ているようですので、おそらく使えるという理解で間違いないでしょう。

 

ですが、私も今回、色んなところから実際に「使えない」と言われました。

治療のために受診した病院の受付で言われ(相手保険会社の担当者との交渉で、どうやら折れて使うことに同意したようでしたが)、その数か月後には、加入する健保組合からもやはりダメだと言われました。

 

私の場合は、通勤中の事故だったため、労災保険の範疇であり、その意味で健康保険はダメなのか。あるいはそうでなくとも、使ってはダメなのか。

そのあたりは、相手もあえてわかりづらい説明をしている気配があり、最後まではっきりしませんでした。

 

ともかく今回は健康保険を使えなかったため、最終的には相手保険会社により、いったんは全てが解決した後で、遡及で満額が支払われましたが、そこに着地するまでには、多くの交渉・調整が必要でした。

(労災申請はしませんでした。申請するための膨大な手続きが、その成果と全く釣り合わないため)

 

世間のみなさんは、事故に遭われた際、治療にあたりこの問題をどうされているんでしょう…

健康保険を使わないなら、受診者個人による多額の治療費立替が必要ですので、数万単位の持ち合わせが無い場合は治療を受けられません。

加害者側保険会社が最初から全額支払ってくれればいいですが(最後に過失相殺により減額されたとしてもそれが一番スムーズだと思います)、そうではなく、健康保険を使うよう求めてきた場合、そのまま承諾して進めていると、数か月後に健康保険運営団体から色々文句を言われます。(少なくとも私はそうでした)

通常はそのあたりは、保険会社に任せているため、個人さんでは特に感知されていないのでしょうか。

どうするのが正解なのか、どこ情報が正しいのかいまだにわかっていません。

 

労災が絡んでくると注意

 

結局正解がわからないままになりましたので、教訓とするのも難しいのですが、1点、「労災が認められる…というか労災になってしまう」ケースには注意が必要なことだけはわかりました。

 

もう経験したくないですが、次にまた事故にあって病院にいくことがあれば、まずその事故が労災となる可能性があるかどうかを、勤務先の有識者にすぐに確認します。

そこで可能性ありと判断された場合は、その旨相手保険会社に伝え、絶対健康保険は使いません。

何か月も経ってから、返納だ~、再申請だ~、合意内容への異議申し立てだ~と、面倒事が山ほど出てくるからです。

※タイムラグがある理由は、健康保険の運営主体が、支払った保険料の内訳を知るタイミングが数か月後だからです。

 

これまで「労災が認められる」という言葉には、プラスの響きを感じていましたが、実際は、認められるほうが面倒になるケースもあるのだなと知りました。

 

怪我が無かったのだから、それだけで良かったのです。それはそうだけど。

 

今回の事故では、今まで書いた以外にも、些細なことまで含めれば、たくさんの面倒ごと、ネガティブなことがありました。

  • 事故当日に、寒い中雨ざらしで救急車を待ったり、遅くまで病院に居たりしたことで、子どもに風邪を引かせてしまった
  • 通院のため、仕事を休まなければならなかった
  • 自転車のハンドル周りが破損し、数日は保育園への送迎手段として自転車が使えなかった(片道徒歩で40分)
  • 事故翌日の外出予定も変更せざるを得なかった
  • 警察にも相手保険会社にも、色々と無礼で不快な言葉をかけられた 
などなど。
 
それでも、こちらに非がなく、ケガもほとんどなかったのだから良かったじゃないかといわれるとその通りなのですが、
  • 非が無かったがために個人による示談交渉を余儀なくされ
  • ケガも軽く賠償額が微々たるものだったがために示談内容に不満があっても弁護士を頼むこともできず
  • オマケですが寄り道の最中などではなくマジメに通勤途上の事故だったがために労災が認められ(る可能性が高く)、健康保険組合も頼れなかったわけです。 (健康保険を治療に使うことがダメなケースでも、返金は普通、被保険者個人に求めるのではなく、相手保険会社へ直接交渉して請求されるようです。つまり被保険者は、放っておけば、健康保険か相手保険会社のどちらかが治療費を全額払ってくれるわけです。それが労災でさえなければ。
 
嫌なことがたくさんあり、一見いいように思えることも裏目に出ている…
損害がたいしたことなかったから言えることだとはわかっていますが、本当に…事故に遭うとは、理不尽で損なことばかりです。

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堪忍して…
正直、加害者のほうは、事故後に謝罪の電話をし、ダメ押しで謝罪訪問でもしておけば、あとは保険会社に一任でいいわけです。
(事故が軽微なものだった場合に限る、ただし重大事故でも交渉事は任意保険会社に任せられるのは同じ、あとは気持ちの問題)
 
加害者のほうが良かったとまではいいませんが…
「交通事故の被害者は二度被害に遭う。一度目は加害者によって。二度目は保険会社によって」
このフレーズを聞いたときは、激しく同意しました。
 
誰にでも、同様の被害にあう可能性があり、また同じだけ加害者になる可能性もあります。
今回の事故を通して学んだことは他にもたくさんありました 。
 
  • お天気がややこしいときは自転車に乗らない(こちらが合羽着用&慎重に運転していても、傘さし運転でアホみたいにスピードを出す輩が必ずいる。)
  • 子供が嫌がってもヘルメットをかぶせる(たとえヘルメットをかぶっていても今回の事故を避けることはできませんでしたが、けがのリスクは減らすことができました。というかかぶせていないと道交法違反になります。)
  • 加害者になった場合の対処の仕方も同時に学んだ(子供が他人へ危害を加えてしまった場合の、親としての対処は、今回参考になりました。)
 
たくさん学べて、ブログネタもできたことだし。
腹立つことだらけでしたが、これもいい経験だと思うことにします。
 
事故後の大まかな流れや、子どもがもし加害者になったときのための備えについてなど、よろしければ続編記事もご覧ください。
 

【自転車事故】100%被害者なのに、過失ありとは?

まだ春までは遠いある日、冷たい小雨の降るなかで、自転車同士の事故に遭いました。

子どもを自転車の前座席に乗せた状態でした。

幸い子どもは無傷、私もケガとしては膝の打撲ぐらいで済みましたが、救急搬送される事態になりました。

 

全く前を見ていない自転車がこちらに突っ込んできたもので、警察も全面的に相手が悪いと認めるような、 ほぼもらい事故でしたが、むしろ完全な被害者だからこその、たくさんの面倒がその後に降りかかってきました。

 

今回実感したことはたくさんありましたが、

100%被害者になると損をする

このことが、特に心に刻まれました。

私の苦い経験が何かの参考になればと思い、書かせていただきます。

 

事故の経緯

 

事故当日、いつものように、会社帰りに娘を保育園に迎えにいき、夕飯の買い物をしてから自転車で帰宅していました。

小雨が降り、時折強風に煽られるようなお天気でした。私と子供の両方が雨合羽を来て、いつもよりゆっくりと慎重に走っていました。

自宅がもう目の前に見えるあたりに来たとき、その日何度目かの強い風が吹いたため、速度をかなり絞りました。

そしてふと前方を見ると、傘が迫ってきます。

 

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こんな感じ

傘に隠れて、自転車と足が少しだけ見えるな。。

あれ?止まらないな。。

あれ?迫ってくる!?

ギャーぶつかる!!!!!!!!

と、どうすることもできずその場に停まって身構えたときに、勢いよくぶつかってきました。

相手を認識してからぶつかるまでは3秒ぐらいでした。

全く避ける時間はなし。

自転車の左側前方にぶつかられて、娘を乗せたまま横倒しになりました。(相手側はノーダメージ)

まさに血の気が引くとはこのことで、子どものことが心配で軽くパニックになりながら身を起こし、急いで娘を抱き起こしました。

 

見たところ娘に怪我はないですが、火が付いたように泣いていました。私は震える手で、消防と警察に電話し、 すぐに救急車が着きました。

※当時娘は1歳半を過ぎていましたが、ヘルメットがまだちゃんとかぶれないほど頭が小さく、無理にかぶせると嫌がるのでかぶせていませんでした。これは本当に反省です。この後は必ずヘルメットをさせるようになりました。
※なお事故の際の緊急連絡ですが、基本的に加害者により通報してもらうべきなのだそうですね。 当時私は、相手にこのまま逃げられたりしたらどうしようなど、回らない頭で無駄に考えた末、急いで自分で通報してしまいましたが、その間中子どもは泣いていましたので、かわいそうなことをしました。

 

救急車の車中で、娘は泣きやんで、途中からは一緒に歌を歌いはじめました。

ほっと胸をなでおろします。

救急隊員さんや診察してくださったお医者さんいわく、小さい子供は被曝のリスクから、よほどの場合を除いて、レントゲンを取ることはしないそうです。

うちの娘も、外傷がないことや、意識がはっきりしていることから、いったん経過観察となりました。

 

普段の日だととっくに娘は寝ている時間帯になって、やっと病院を出ることができました。

※私のケガは、両膝を強めに打っていて、片方から結構出血していました。 子どもが心配でそれどころではなく、出血に気づいたのも帰りのタクシーの中でした。

 

事故の翌日は祝日でした。加害者(未成年)が家族で謝罪に来て、うちが100%悪かった、できるだけのことはさせてもらうとのことでした。

幸いにもケガはたいしたことなく、何より娘が無事で、自転車の破損もハンドル周りの一部だけ。相手は 100%の非を認めており、警察での証言もこちらのものと合致している。ここまでシンプルな事故であれば、あとは補償について少し話せば即解決すると。

 

気軽に考えた私は甘かった。

 

「100%被害者になると損をする」とは?

 

今回の事故が3月に発生し、最終的に補償内容が確定して賠償金の支払いがあり、すべてが解決して終了したのは7月になっていました。

自転車同士、被害者(私)の負傷は打撲程度、事故状況に争いなし。

この状況で、5か月もかかるとは、私は想定していませんでした。

 

賠償がされるまでの期間、ケガの治療、示談交渉や勤務先との各種調整など、しちめんどくさいことが山ほどありました。

 

なかでも一番苦痛だったのは、相手保険会社とのやり取りでした。皮肉にも、私に非が無かったがために、 個人で交渉しなければならなかったのです。

 

相手保険会社とのやり取りが苦痛だった理由は色々とあり、なかでも一番は担当者の人格的な問題だったと思っていますが、それはここでは触れません。

その部分を除いても(もう少しまともな担当者が相手であっても)、保険会社と直接交渉するのは素人にはなかなか大変です。

 

交通事故など、人生で何度も無いもので(私は初めてでした)、事故後にどんな手続きがあるのか、当時私には何一つわかりませんでした。 そんな中で色々と事務的に畳みかけるように言われても、内容の是非を判断する根拠もなく、戸惑うばかり。

せめて自分で可能な範囲で調査をして進めようとしても、こどもがまだ小さく、日中は仕事もしている身では、調査に割く時間はなかなかありませんでした。

かといって相手の言うままに進めると、理不尽な内容で決まっていきますので、片手間にはできません。

いっそのこと、賠償額を超えるお金を支払っても構わないから、だれかプロに交渉を任せたいと思ったものでした。

 

過失がなければサービスを使えない

 

私も示談交渉代行サービス付きの自転車保険に加入していましたので、条件次第でプロに交渉を任せることもできたのですが、そのためには、「私にも過失がある」(正確には賠償責任がある)ことが必要でした。


事故の相手に対して何らかの賠償が必要であれば、加入している保険会社に、交渉を一任することができたのでした。 (保険会社は商売でやっていますので、自分達の懐が痛まない案件に口出しはしてくれません)


しかし、私の場合は一方的に補償を受ける立場だったため、相手の保険会社と直接、慣れない交渉を強いられました。
(弁護士に依頼する方法もありますが、賠償額から何パーセントかを弁護士報酬として払うことになるため、微々たる事故は断られます)

 

賠償の必要はないが、過失はある?

 

しかもおかしなことに、いざ交渉が始まると、「動いている限りおたくにも非がある」と言われるのです。

結局8:2で、私のほうにも2割の過失があるという示談内容が送られてきました。

 

避けようもなく突っ込んでこられて、2割の過失って結構な割合に感じます。

 

車同士、自転車同士など、双方が同じ条件の場合、過失割合が0と認定されるケースは限られるということは、話には聞いていました。

ですが、やはり納得しがたく、何度か説明を求めました。過去の判例がどうの、保険会社の決まりでどうのと、納得は全くできないが、反論も難しいような回答が毎回返ってくるだけでした。

 

そもそも過失がなく賠償義務もないから、自分の自転車保険のサービスが使えないと言われたのに、一方で過失があるとはどういう意味か。 (ちなみに私の加入する保険と相手保険会社は同一の会社)

自分の保険担当にも改めて問い合わせましたが、「お相手に賠償しなければいけない場合以外は、示談交渉の代行はできない」と繰り返されるばかりでした。

 

いまだに、この一連の、保険会社ご都合主義の理屈は、理解も納得もできていません。

 

このとき私に何かできたとすれば、加害者に頼んで、なんでもいいので何かを(傘とか)賠償してくれと適当にでっち上げてもらい、こちらにも賠償義務を発生させる方法をとれば良かったのかもしれません。

そうすれば自分の保険会社に示談交渉を代行してもらえ、過失相殺によりうちの実損はなく、余計な苦痛を味わわずに済んだような気がします。

もちろん褒められた方法ではないでしょうが、そうでもしないと損ばかりです。

 

過失割合は結局、提示された20%で合意しました。

納得はいきませんし、せめて10%に減らす交渉はできたかもしれません。

でももう疲れていました。

 

賠償額は、けがの治療費、交通費や自転車の修理代など、実際にかかった費用に、わずかな慰謝料を足した全体額から、過失割合分を引かれた金額になります。

今回、全体額でも数万円なので、過失割合が仮に10%減ったところで、増える補償額はそう多くはありません。

そこを争って、この嫌な交渉を長引かせるよりも、修理代や治療代の実費分だけでも出るなら、それで早く終わりにしたい。

色々と疲れてしまって、最後は言われるままに合意しました。

 

ちなみに、結局いくらぐらい払ってもらえたかというと、過失相殺で結構削られて、一万円以内です。父親が病院にかけつけたタクシー代と、病院で食べたコンビニご飯代で終了です。(ちなみに本人以外の交通費は払ってくれませんし、こういう食費も保障対象外です。)

ほんと事故って馬鹿馬鹿しいですよ。

 

今回は、事故による損害がそもそも少なかったため、そういった妥協もまぁアリだと思います。

ですが、事故の規模によっては、10%の違いが大きなものになりますし、一度合意した内容をくつがえすことは 基本的にはできませんので、気力・体力・時間があれば、ここでは妥協しないほうがいいです。

妥協してしまうと、金銭的なことだけでなく気持ちの面でも、解決後もいつまでも微妙に被害感情が残って、ふいに思い出してはモヤモヤすることになります(=私のように)。

 

上記の他にも、今回の事故で実感したことは色々ありました。よろしければ、続編記事もご覧ください。

 

 

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ビニールプールにはマットを敷きましょう

毎日尋常じゃない暑さが続きます。

水遊び大好きな娘のために、今年はビニールプールを購入しました。

使い始めて半月ほどですが、思った以上に使える遊具でした。

公共のプールなど、外で水遊びするのに比べて、

  • まだ小さい(2歳)ので浅くて小さいプールの方が安全
  • よその子と一緒に入らないため、プールが原因の感染症にかかる(あるいはうつしてしまう)リスクがない
  • 同じくよその子と一緒ではないので、おしっこ(時にはウンチ)による汚れの心配がない(本人がしてしまう場合は仕方なし)(実際やらかしました)
  • 自宅内で他人の目はないので、素っ裸でOK(付き添う親も濡れてもいい適当な恰好でOK)
  • 同じく自宅なので移動がなく、また利用料もかからない(ただし水道代は多少かかる)

こんな感じでいいことだらけでした。

『お手軽な割に子どもの満足度がかなり高い遊具』というのが感想です。

まぁ娘がもう少し大きくなると、チンケなビニールプールより、大きくてお友達もたくさん居るところへ行きたがるはずなので、今だけですね。もしかしたら今年ワンシーズンで終わりでしょうか?

とはいえ、ビニールプールは1000円ちょい出せば十分買えるので(大きさなどにもよりけりですが)、ワンシーズン使い捨てでも惜しくないと思います。

購入を迷っておられる方はぜひ試しに購入してみてください。

 

うちでは、スペースの関係上、100×65×30㎝のこぶりのものを買いました。

本当は丸い形のものがよかったのですが、狭い場所は四角形のほうがスペースを効率よく使えるかと思い、実際そうして正解でした。

100均などで買えるおもちゃをポチャポチャ投げ込んで、娘はいつもおおはしゃぎです。

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ちなみに、プールの水はなるべく早めに入れておくのがおすすめです。気温と同程度の温度になっていないと少し冷えすぎるので。

うちでは、温まってきた水に、さらにケトルでわかしたお湯を少し加えています。

それでだいたい30度ちょいぐらいになります。

心配し過ぎだとは思いますが、以前冷えすぎてお腹を壊していたことがあったので。

ただし通っている保育園では、氷を入れるなどして、水温をなるべく冷たく保っているそうです。温かすぎる水だと、熱中症リスクが上がるということで。

プロがそういうのでそちらが正解なのかもしれません。

お子様に合う方法で入れてあげてください。

 

ちなみにタイトルにありますマットですが、これは盲点でした。

はじめ、プールだけ買ってきて使ったのですが、どうも足元が硬そう…

プールの中で飛び跳ねたり、倒れてみたりと、子どもはアグレッシブに動きますが、地面に直接プールを置くと、底がカッチカチでした。

空気で膨らませる遊具なので、何となく、フワフワしているように想像していましたが、フワフワしているのは周りだけで、底はただの厚めのビニールなんですよね。

自分が使っていたのはもう40年近くも前なので、完全に忘れていました。

子どもは関係なく飛び跳ねてはしゃいでいますが、転んだりしたら怪我しそう。

どうしようかなぁ、何か敷物ってあったかしら…と考えていたらフト思いつきました。

ロードバイクのローラー用に買った、トレーニングマットがあった!

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サイズ感ぴったり!

このマット上でロードバイクを全力で漕いでも、振動をよく吸収し、ズレも防止してくれるクッションマット。心強い味方でした。すぐタンスの肥やしになったけど。

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けっこうしっかり厚みがあります

プールを乗せてみました。

なんということでしょう!

プールよりも少し大きめで、あつらえたようにぴったり。

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クッションマット 第二の人生のはじまり

さっそく2回目からは、このマットを敷いて遊ばせました。

娘からは特にコメントありませんが(←まだ2歳になったばかり)、見ている親としては安心感が倍増です。

何かしら敷いてからプールを設置しないと、使い心地の観点だけじゃなくプール自体の保護の意味でも不安ですよね。

お庭の芝生の上に置いて使われる場合などは必要ないのかもしれませんが、それでもビニールシートぐらいはあったほうがいいような。

これって常識なんでしょうか。近所のホームセンターのプール売り場には、敷物は(目につくところには)なかったです。

これから買われる方は一応留意されてはと思います。

ご自宅に何か、クッションになるものがすでにあればいいですが、例えばうちで使っている写真のマットだと、4000円ちょいぐらいでした。

プールだけのために4000円は少々考えちゃうかもしれないですが、使い心地は抜群です。(ただ、本来は野外や水場で使うものではないので、寿命は短そう)

他には、汚れて使わなくなったジョイントマット(リビングなどに敷いて使うもの)を利用するのもいいかもしれません。

プール用マットなるものも市販されているようですし、いろいろ検討いただいて、安全に楽しく遊ばせてあげてください。

 

延々泣く赤ちゃんの世話と、最低限の家事とを両立させるには

うちの子は新生児から4か月頃まで、本当によく泣く子でした。

赤ちゃんは泣くのが仕事。アンタとこに限らずみんなそうだよと言われそうですね。

ええ、そうなんですが。

比較的よく泣くタイプだったことは間違いないと思います。

生まれたときから、(一人では)お昼寝をほとんどしない子で、抱っこしていないときはずっと泣いてたんですよ。

いわゆる背中スイッチというやつです。抱っこしてるとウトウトし始めるので、そっとベッドに置くと、カチッ!と押されてギャン泣きが始まる。

 

産後最初の壁は、授乳の失敗。

次の壁が、この背中スイッチでした。

 

放っておきましょう

 

最初に答えを書きますと、放っておく(抱かずに近くで見守る)ことです。

しょうもない答えですが、他に方法はありません。

手順は以下の通りです。

  1. ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせ、「ママはこれから少し用事をするからね、いい子でおねんねしていてね」と笑顔で(←大事)声をかける
  2. 背中スイッチオン!ギャン泣き開始
  3. 常に赤ちゃんの安全を確認しながら、家事を済ませる
  4. 気づいたら、赤ちゃんは寝落ちしている

ああ、非難の嵐が吹き荒れそうですね。赤子を放置するとは何事か、抱っこでもおんぶでもしてあげなさいと。

うまく昼寝させられないのがいけないのだ、背中スイッチが作動しない方法を考えなさいと。

 

その通りです、置いて泣くなら、いつまでも抱いていてあげればいいのです。

家事は、夫や母親、お手伝いさんにでも任せて、ママはずっと抱いていてあげればいいのです。

ママのトイレ?ママのごはん?そんなもの我慢して、ずっと抱いてあげなさい。

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うっせーよ

 

なかなか教えてくれない

 

初めての育児、赤ちゃんがこんなに泣くものなんて知らなかった私は、娘の泣き声を延々聞いていて気が狂いそうになりました。

みんなどうしているの?どうするのが正解なの?ママはトイレも行けないの?と、ネットで懸命に調べました。

回答は大抵こうでした。

「可能な限り、泣いていたら抱いてあげましょう」

 

次に、育児相談を兼ねて遊びにいった保育園で、保育士さんに聞いてみました。
回答はこうでした。

「できる限り抱いてあげましょう、いつまでも続くことではないですから」

 

抱いてるし(TT)

ほぼ一日中抱いてるし(TT)

他になんにもできないんだけど、本当にこれが正解なの??

 

その他、先輩ママに聞いたときも、回答らしきものが返ってきません。

「どうしたらいいんでしょうねぇほんと。大変よねぇ」(質問に質問で返される)

「そんなに泣く?うちの子はその辺に転がしといたら寝てたわ」(マジ?)

 

現実的なソリューションを見つけられず、途方に暮れていた頃、市が実施する産後ママフォロー施策の一環として、職員さんが訪問してくれました。

同じ質問をしたところ初めて、求めていた回答を得られました。しばらく抱かずに静観してみましょう、と。お腹の運動だと思えばいいです、そのうち疲れてねんねできるかもしれない、と。

 

この職員さん以外の回答者も、みんな答えは持っていたんだと思います。ただ、その人たちにとっては大した悩みではないと感じたので、無難なことだけ言ってくれたのかもしれません。

でも初心者ママの私は本当に悩んでいました。

『赤ちゃんは、自分の行動に親が反応してくれることで、安心感を得られて健全に育ちます』と、どこでもそのように言われ、その圧倒的な正論っぷりに、太刀打ちできずにいました。

融通が利かないのでマジメなので、そうしないとおかしな子供になるかもと思い込んで、あるいは泣きすぎてミルクとは吐いちゃうかも、喉を傷めるかもとか心配で、トイレもなかなかいけずに追い詰められました。

 

でも簡単なこと、放っておけば静観すれば良かったのです。

親が子の訴えに反応するのはもちろん大事ですが、100回のうち100回のリアクションを目指す必要はないのです。

 

ママの身体は一つしかない

 

その後、背中スイッチへの対処は上手になりました。

ぶっちゃけ最長で1時間以上泣き続けていたこともありましたが、ちゃんと見守りながらそのまま置いていると、そのうち寝落ちします。

とても強引な寝かしつけですが、そうでもしないと昼寝しなかった娘は、その後よく昼寝するようになりました。

(※個人の感想です)

 

手順の1で声掛けをするのは、本当に赤ちゃんに言っているわけではありません、ママが気持ちを切り替えるための儀式です。

 

できるなら24時間ずっと抱いていてあげたい。一度も泣かせることなく、一挙手一投足に反応してあげたい。

でも、ママの身体は1つしかないのだから。

どこかで割り切って、抱っこ以外のことをする時間を作らないと。

 

兄弟姉妹で何人もお子さんの居るお宅だと、物理的にすべての子の泣き声に対応するわけにもいかないでしょうし、きっとこういうスタンスが普通なんだと思います。

3人目ぐらいになったら、泣いていることに気づいてなかったとかの意見も聞きますし。

 

でも初めての子で、何が正解か全然わからずにまじめに悩んでいる人も一人ではないはず(と思いたい)、もしも同じ悩みを持つ初心者ママが居れば、こういう経験談も参考にしてください。

 

泣き声耐性

 

余談ですが、この、四六時中泣いている時期(新生児期から3、4か月頃まで)に、私には泣き声耐性がつきました。

小さい子供は、夜泣きや癇癪を起した際など、本当によく泣く生き物です。

そのたびに、大音量の泣き声に、耳だけでなく心まで痛めていたら、付き合っていけません。

泣き声耐性がついたおかげで、今現在はイヤイヤ期に入った子供と接しても、少なくとも聴覚刺激としては、さほど苦になりません。

すぐに対応すべき泣き方と、少し様子を見ていい泣き方がわかってくるので、無駄にオロオロすることはなくなりました。

 

対して、夫は、日中の泣き声地獄をあまり経験しなかったので(夜泣きはもともとほとんどしなかった)、いまだに子供の激しい泣き声を一定時間聞き続けると、結構精神にくるようです。

とてもつらい気持ちになるということで、20~30分泣き続けられると音を上げています。

 

こういうのも、慣れなんですね。

 

経験談・保育園に預けられる子どもはかわいそうなのか?

小さいうちから親と離され、保育園に預けられる子どもはかわいそうなのか?

答えは、否です。かわいそうではありません。

どうして言い切れるのか?

それは私自身、遠い昔ですが、保育園児だったから。

そのころのことを思い出しながら書いていきます。

 

保育園の思い出

 

私は生後3ヵ月頃から保育園に預けられました。

母はその時期にフルタイムで仕事復帰しましたので、まだまだ赤ちゃんの私は、毎日10時間以上を保育園で過ごしました。

家庭の事情により、6歳になる就学前最後の年は、祖父母宅から幼稚園に行きましたが、5歳まではこの生活が続きました。

その時の思い出は、あまりありません(笑)

30年も40年も前のことなので、そういうもんだと思います。

 

ただ、断片的には結構覚えてるんですよ。

  • しょっちゅう風邪を引いていて、保育園で毎日のように、「ジュースだよ」と言いながら風邪薬(水薬)を飲んでいたこと
  • 母が急な残業になりお迎えが延長保育時間になった場合、真冬に暗い廊下で一人待たされたこと
  • 一度、口の中を切る大きなケガをして、血だらけで泣いていたこと
  • 意地悪な保育士がで一人居て、よくいじめられたこと

このあたりは今も鮮明に蘇ります。

人それぞれだと思いますが、どうも嫌なことのほうが記憶に残りやすいようです。

とくに、保育士にいじめられたことはいまも許せん!

 

ただ・・

 

上に書いてあること以外には、嫌なこと、つらいことは一つも記憶にありません。

つまりは、5年以上の保育園生活の大部分を、たくさんの友達に囲まれて、毎日楽しくいっぱい遊び、ぐっすりお昼寝して過ごしました。

 

今、自分や夫が0歳児から娘を保育園に入れていて、親として胸が痛むことがよくあります。

  • 朝、保育園に送って、別れ際に泣かれたとき
  • 体調が回復してすぐ、まだ鼻水が出ているのに保育園に置いていくとき
  • お迎えがいつもより少し遅れて、泣きながら待っている姿を見たとき

でも園児だったころの自分に置き換えると、上記のようなケースでつらかった思い出は、いまでは一つも残っていません。

理由は単純で、年齢が小さすぎて覚えていないからなのですが、これは重要なことです。

そう、どうせ子どもはすぐ忘れます。

親は、「保育園に預けるのは、不自然でかわいそうなこと」だとどこかで思っていて、勝手にかわいそうがりますが、子どもは割とたくましいですよ。泣いてるのはその瞬間だけです。

 

洗脳?

 

物心つく前から与えられた環境だと、子どもは当たり前のものとして受け入れます。

大人よりずっと柔軟に、疑問を持たずにその生活に慣れてくれます。

これが一種の洗脳なら、それでいいじゃないですか。

パパママたちも、ほんとは働かなくていいのに、子どもと居るのが嫌だから無理に働いているわけじゃないでしょう。

それぞれの事情もあり、家族のために必要だから働くのです。

そのために保育園に預けることは、不自然なことじゃなく、当たり前のこと。

パパママとは、昼間は離れて過ごすものなのだ。

これでいいのだ!

 

繰り返しますが、元保育園児の私が断言します。

今、お子さんが朝、またはお迎えのときにどれだけつらそうに泣いていても。

子どもはそんなこと、大きくなったら覚えていません、絶対に。

だから、そのとき限りの涙は気にしなくていいので、それよりも、帰宅後や土日、一緒に居られる時間に、十分に一緒に遊んであげることに気を配ってください。

もし保育園で何かトラブルがあったようなら、よく話を聞いてあげてください。

あとは、放っておけば、毎日存分に遊んで過ごしています。

 

冒頭にも書きましたが、私は生まれてから、「乳児専門の私立保育園→幼児も一緒の公立保育所→遠方の幼稚園」と、何度か転園しました。

なおかつ幼稚園の一年間は、父母と離れて、少し遠くの祖父母宅に住まわせてもらって通いました。

大人の都合で、あっちこっちとやられていましたが、体は少々弱くても、割と図太く乗り切りましたよ。

父母と離れて暮らした幼稚園時代のことはさすがに覚えていて、土日に父母と過ごしたあと、日曜夜に祖父母宅にひとり置いていかれるのが寂しくて、毎週しくしくと泣いていました。

でも、その場合も、泣いているのはその夜だけ。

次の日からは、幼稚園のお友達と、野山を駆け回って遊んでいました。

 

「子どもが小さいうちは、親が家でみてあげたほうがいい」という意見に根拠ってあるのでしょうか。

例えば、小さいときに親と離されていた子どものほうが、そうでない子に比べて非行に走る確率が高いことが、研究により判明したとか。

そんなのないですよね。

私は人間的に欠陥だらけだと自覚していますが、それでもまぁ普通に、小中高大学を経て、普通にサラリーマンができるぐらいには社会的レベルを維持しています。

そして良い夫とかわいい娘にも恵まれ、おかげさまで幸せに暮らしております。

親と過ごす時間は、同年代の子どもの中では少ないほうだったかもしれませんが、むしろ小さい頃から、親以外のたくさんの人たちとも過ごすことで、社会性を身に着けられたと自分では思っています。

 

働くパパママのあるべき姿は

 

この記事は、今の日本で、働きながら子どもを育てるパパママたちに向けて書いたものです。

  • パパの育児参加がなかなか難しい
  • 働くママをサポートする制度が発展途上である

こういう状況が変わるのを待てない、現役の親たちへの記事です。

だから、パパママの気の持ちようのみに焦点を当てています。

ですが本当は、仕事を続けながらも、子どもが2~3歳になるまでは休んで育児に専念できる世の中とか。

小さい子をもつパパは、ママと同様に、当たり前のように時短勤務ができる世の中とか。

そういう社会になってほしいですよね。

 

でも、すぐには無理です。

今の制度の中で、可能なことをやるしかない。

ならば、明日からは胸を痛めないで会社に行きましょう。

 

子どもは素直なので、「わーい、今日も楽しい保育園だ!パパ(ママ)、保育園で遊ぶ、〇〇ちゃんがうらやましーい!」とか言ってテンション上げて送り出すと、楽しいところだと思ってくれるらしいですよ。

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みなさんの笑顔が、子どもを笑顔にするのです。

 

自転車でいく 兵庫・三田のカフェ (リストランテ アグリさん)

こんにちは!

今回は気分を変えて、自転車ネタを少し。

 

先日久しぶりに、夫とサイクリングに行ってきました。

娘を義父母に見てもらい、数時間だけの夫婦の時間。

普段、会社と保育園、自宅の往復だけで、全く運動をしないので、かなりハードな道中でしたが、それを忘れるほど楽しく、気持ちいい時間を過ごせました。

 

カフェ・リストランテ・アグリさんで、おいしいパスタとピザを食べる!

 

今回の目的は、兵庫県・三田にあるカフェで、おいしいランチをいただくことです。

カフェランチ…2歳児の親には普段縁のないワードに胸が高鳴ります。

まずは道の駅いながわを目指してGo!

 

なんでもない道路脇の景色も、1年ぶりの自転車乗りにはワクワクです。
影が濃いですね。夏だーー!!

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道の駅いながわまで、普段はさほど時間はかからないのですが、この日は私の鈍足に合わせてもらったので相当スローペースだったこと、おまけに大雨の影響で道がふさがっており、かなり回り道をしたことから、いつもの1.5倍の時間がかかりました。

 

まだまだ先は長いので、道の駅いながわでは、水分補給のみ。

 

ちなみにこの道の駅では、食事処で美味しいお蕎麦が食べられるそうです。

でも私たちは、何度も立ち寄りながら、まだお蕎麦は食したことがないのです。なぜなら、外のテントで販売しているチラシ寿司や揚げ餅や、あれこれでいつも十分満足できるから。以前に炭火焼き鶏を買ったこともありましたが、これもまたいい味でした。

とはいえ、いつかはお蕎麦も食べてみたいなぁ。

あと、道の駅の端っこにジェラート屋さんがあります。

そこで好きなジェラートを買って、外の椅子で景色を見ながら食べるのも最高です。

お味は色々あって、どれも比較的さっぱりとしているので、ペロっといけます。

 

また、道の駅のすぐ近くにあるこのカフェは、以前よく夫婦でサイクリングしていたときの、私たちの定番休憩スポットでした。

(今回は寄っていませんが、昔の写真でご紹介(2015年撮影))

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アットホームな雰囲気のお店で、美味しいコーヒーや軽食が楽しめる場所です。
休日はローダーさんがたくさん休憩しています。
また早く行きたいなぁ。

〈お店情報〉

cafe manna
兵庫県川辺郡猪名川町万善字佐保姫86-1
TEL:072-768-0220
営業時間:09:00~17:00
定休日:毎週水曜日及び第3水曜前日の火曜日

 

さて道の駅いながわを過ぎて、延々と、山道→たんぼのあぜ道→また山道と走ります。

夏の日差しがじりじりと照りつけ、おっさん&おばちゃんローダーとしてはあまり無理できません。

集会所のような場所があったので、軒下をお借りして少し休憩。

夫が改めて道を調べます。(ガーミン先生とGoogle先生のダブル使い)

すでに出発から2時間半が経過、いまさら道間違えてたとかやめてね。。

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幸い道は合っていたようで、もうすぐカフェです。
でも、周り畑と田んぼしかないよ・・・ほんとなの・・・?

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カフェに到着


田んぼを抜けて坂をさらに上り、やっと!カフェに着きました。

やったー!腹減ったー!アチーーー!!

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到着はお昼12時前、結局3時間ぐらいかかりました。
ごめんね夫よ、私がママチャリレベルなばかりに…

 

中に入ると、店内を自然に抜けてくる風が心地よく、外の暑さがウソのようでした。

真夏でも日陰だとサラサラと涼しいです、さすが自然に囲まれた場所は下界とは違います。

店内は開放的な作りで、中の席でも田舎の景色がよく見えますが、私たちはより眺望の楽しめそうなテラス席をチョイス。

外は暑いかなぁと心配しましたが、すだれで日差しはさえぎられていますし、数か所からミストまで出ていてとても涼しい。

ここは真夏でもテラス席で大丈夫ですね。

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サイクルラックも完備。

ヘタレなので、サイクリング時にお店に立ち寄る際、汗だくのサイクルジャージが入店してもいいものかしらといつも不安がつきまとうのですが、ラックが置いてあると許可証を掲げてもらってるような気がして(笑)安心します。


さて肝心のお料理なのですが、美味しいものはすぐにがっつくタイプでして、1枚も料理の写真がなくてすみません。文章だけになりますが、

 

・1500円の、前菜+パスタ(ピザ)のセットを注文しました。(他に2500円のコースもあり)

 

前菜はサラダと豆スープ。

パスタはしらすとトマトのオイルパスタ、ピザはマルゲリータ。ピザはお庭の窯で焼き立てです!
どれも本当に美味しかったですが、夫はサラダが、私はパスタが特に気に入りました。

サラダは、ルッコラなどのお野菜に、ローストビーフとグレープフルーツなどの果物をあわせたボリュームたっぷりのものでした。

地元で採れたてのお野菜を使われているようで、シンプルなドレッシングが風味を引き立てて本当においしい。

グレープフルーツの酸味が、暑さにやられかけのローダーには最高のフレーバーでした。

パスタは、たっぷりのしらすが絡み、全体にトマトの甘みがよく効いていて、想像していたより(失礼)ずっとおいしい!

いえ、別にまずいと思っていたわけではないのですが、私は普段、コッテリ系のクリームパスタを好んで食べるので、オイル系かトマト系しか見当たらずちょっと残念だったのです。しかもしらすとは、ちょっとパンチ不足か??と。

ところが!もう1人前追加しようかと真剣に考えるほどの美味しさでした。

これだけを食べに、猛暑の中もう一度走って行きたいです。

 

最後にゆっくりコーヒーをいただき、至福のランチタイムが終わりました。

 

〈お店情報〉

Cafe Ristorante AGURI (アグリ)

〒669-1413 兵庫県三田市下槻瀬655−1

 土曜〜木曜 10時00分~18時00分(17:00ラストオーダー)

金曜日 定休日

*月に1度、木曜日に不定休あり

上記記事の料理内容は記憶をもとにしており、名称含め詳細は異なることがありますのでご了承ください

 

灼熱の帰り道

 

帰りは、一日で最も暑い時間帯です。ぐずぐずしてたら行き倒れる、今度は通行止めトラップにはかからずに帰るぞ!と心に誓ったのに…

なぜかいくつも(余分に)峠を越えさせられ、猪名川に行きたいのにやたらと宝塚に誘導され、なかなかハードな帰路となりました。

 

ガーミン先生を過信してはいけない(教訓)

 

でもいいこともあったよ!普段とは違う道を通ったため、偶然「いなぼうの石像」に会えました。

写真では見たことありましたが、お会いするのは初めて。

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おばちゃん浮かれてパチリ。

 

いなぼうに別れをつげ、ひーひー言いながら自宅まで何とかたどり着き、倒れ込む二人(笑)

今回70キロに満たない行程でしたが、なんだか無駄に坂を登ったり降りたりを繰り返し、40度前後の気温もあいまって、最後は抜け殻のようになりました。

でも、年に1度か2度しかない(私はね)サイクリング、本当に楽しかった!!

 

余談ですが、この日の夜から2日間、初めての膝痛に悩まされ、シップ薬と鎮痛剤のお世話になりました。たかが筋肉痛の延長とあなどっていましたが、眠れないほどの痛み。

また、アイウェアの鼻あての部分?と肌が触れるところを中心に、広い範囲でアレルギーのような皮膚症状が出て、10日ぐらいは通常の化粧ができませんでした。

どちらも、激しい運動と強い紫外線、多量の発汗等によるダメージですが、今まで夏のライドは何度もしていて、こんなことは一度もなく、つくづく日頃の運動不足と加齢を感じた瞬間でした(泣)

 

 

【めっちゃ良かったもの】出産準備品の話2

出産準備品のうち、前回記事では、購入したけれど使わなかったものを書きました。今回は逆に、重宝したものを書きたいと思います。

 

 

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重宝したもの

 

授乳クッション → ねんね用に大活躍

 

授乳クッションとは、授乳の際、ママのお腹あたりに沿うようにあてて使うクッションですが、うちでは授乳用途のほかに、寝かしつけ用として大活躍でした。

ベビーベッドの中にクッションを置いて、こんな感じで娘を中に入れて寝かせました。

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イラストがヘタクソなので、まるでクッションごと座っているようですが、真上から見ていると思っていただければ幸いです。クッションにもたれかかる感じで、背を少し丸めて寝ています。

写真だとこんな感じ。

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この寝かしつけ方法は助産院で教えてもらいました。

赤ちゃんはママのお腹の中で、身体をCの文字のように丸めて過ごしています。

同じような姿勢にしてあげることで、落ち着いて寝られるということで、試してみると確かに、そうする以前よりもよく寝てくれました。

すべての赤ちゃんがそうではないと思いますが、うちの子は、仰向けに体を伸ばして寝かせるより快適そうで、抱っこしていないときは、起きていてもつねに授乳クッションに収まっていました。

 

ベビーバス → 一人で沐浴時には必須

 

ベビーバスを買わなくても、大きい洗面器やタライでも沐浴できるというご意見もいただいたのですが、うちでは必須でした。

あんなふにゃふにゃの新生児を洗うのに、特に一人で行う場合、ベビーバス無しでどうしたらいいのか。私には想像がつきません。

うちはこういう形の、シンプルで安価なものですが、専用のものを使いました。

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中に段が付いていて、腰の据わっていない赤ちゃんを座らせて洗うことができる点が、代替品とは違うと思いました。

ビニールプールのように、ふわふわのクッション素材になっているものなど、工夫されたものは色々ありますが、シンプルなプラスチックのもので十分でした。ぜひ専用品をお勧めします。

 

温湿度計 → デジタルに温度管理をするために必須

 

赤ちゃんを迎えるまでは、室温計・湿度計の必要性を感じたことがありませんでした。

ですが、今では毎日何度も見ています。

大人は、皮膚感覚で暑い・寒いを判断して、室温や衣服を調整すれば十分ですが、赤ちゃんはしゃべれないため、どう感じているか見た目ではわかりません。また適温も、大人と赤ちゃんでは違います。

知らないうちに、暑すぎたり冷えすぎたりするようで、別記事にも書いていますが、私は夏に大人に合わせてエコな室温にしすぎて、娘を脱水で病院送りにしてしまいました(汗

 

常にデジタルに温度・湿度を把握し、一定の環境に整えてあげることはとても重要だと思います。そのためには温湿度計は必須です。

 

バウンサー → ベッドの代わりに大活躍

 

ゆらゆらと揺れる、ゆりかごと椅子を兼ねたようなものを購入し、1歳頃まで大活躍しました。

本来の用途である、ゆらゆらさせて、あやす目的で使ったのは数回で、その後はゆらゆらを固定し、お昼寝用ベッド兼授乳(ミルク)用椅子として使用しました。

リビングで日中に過ごす際の、娘の定位置として、毎日かなりの時間をバウンサーで過ごしていました。

 

ベビーモニター → あると便利だった

 

譲っていただいたものを使用しました。必須とまではいいませんが、あったらあったで便利です。(今も使っています)

主に、隣室でお昼寝をさせていているときや、夜に寝かしつけた後、何か作業をする際などに、ときどきスマホで覗いて様子を確認します。

ドアを開けて覗くより静かに様子を見られるところ、用事をしながらこまめにチェックできるところが便利です。

 

軽量・安価なB型ベビーカー → 万能

 

先輩ママからの教えで、うちでは、新生児から使えるA型タイプのベビーカーを買いませんでした。

周りは大抵A型ベビーカーを使っていたので、うらやましいな~と思いつつも、抱っこひもで乗り切り、生後7か月の腰が据わるころに、B型ベビーカーを買いました。

A型が不要になった今から考えると、これは正解でした。

  • A型ベビーカーは、新生児期から歩きはじめるぐらいまでの赤ちゃんに適しており、頑丈で大きめの造り(もっと大きくなっても使えるのですが、実際はA型を大きい子には使わないことが多いと思います)
  • B型ベビーカーは、腰が据わった頃以降長く使用できて、軽量・省スペース・安価なものが多い
例外もありますが、概ねこういうイメージです。
A型を買わずに抱っこひもでしばらく頑張って、B型を購入することのメリットは、コスト面と省スペース性です。
 
A型を買うと、A型が不要になるころ(正確には、A型でなくともよくなる頃)には、B型か、もっと簡易なバギーを買うことになります。そうなると、B型から導入する場合よりも数万円余分にかかります。
B型ベビーカーの場合も、さらに子供が大きくなると簡易なバギーに移行したりもしますが、A型を買うよりは数段安くつきます(バギーは1万円前後で購入可能)。
まぁA型をずっと使ってもいいんですけど、これはたいてい、大きくて重たいんですよね(堅牢性の裏返し)。車や電車に乗せる場合、極力軽量で場所を取らないものが欲しくなります。
 
うちには車が無いので、おでかけは電車なんですが、混んでいる車内では特に、ベビーカーが邪魔にならないか、とても気になります。
ベビーカーは畳まなくていいなど、鉄道各社では赤ちゃんも乗りやすいように啓蒙してくれていますが、やはりなるべく邪魔にならないよう、私はとても気にして乗っています。
そんなとき、畳めばもちろんですが、仮に畳まなくても、さほど場所をとらないのがB型です。
また、子供が乗っていない場合は、駅構内を移動する際など畳んで持ち運べると、自由度が格段に上がります。よって持ち運びに苦の無い軽量ベビーカーは本当に使えます。
もちろん車移動でも、限られたトランクスペースに乗せるには、電車以上にコンパクトなのが便利ですよ。
 
B型のデメリットとしてよく言われる、「乗り心地」ですが、子供に聞いたわけではありませんが、うちの安価なベビーカーの、スムーズとはいいがたい走りでも、ご不満があるようには見えません。少し疲れていると、乗せただけで即寝で、ガタガタする振動がむしろ気持いようです。
新生児は別かもしれませんが、ある程度の大きさの子供に、(大人基準の)走行性は関係ないと思います。
 
A型にはA型にしかない長所がたくさんあります。首すわり前でも使える安定感、なめらかな走行性、対面使用や充実したリクライニング機能などのシート機能の充実など。
 
お金とスペースに余裕があれば、それぞれの時期に合ったものを用意するのがもちろんベストです。が、うちは極力そこにはお金をかけたくなかったのと、スペースも限られていたため、B型からの導入としました。いい選択だったと思っています。
 
※ちなみにですが、A型、B型とその中間のAB型など、細かく言えばさまざまな種類のベビーカーがあります。年々進化もしているので、検討される方は調べてみてください。
 
ウォーターサーバー → ミルクメインの我が家では大活躍
 
ミルクの調乳に便利かと思い、少々贅沢かなと思いつつ産前に導入し、娘の卒乳時期まで使いました。
結果として、これ無しの育児は想像できないほどの大活躍でした。
 
ミルクを作る際、通常、以下のような手順になります。
  1. あらかじめお湯をわかしてさましておき、常温のお水を作っておく。(あるいはミネラルウォーターを準備しておく。)
  2. 授乳時間になると、お湯を沸かして、適温まで覚ます(70度程度)
  3. 粉ミルクを測って哺乳瓶に入れ、1と2を使って、適温になるよう調乳する。(熱くしすぎたりぬるくしすぎたりした場合、流水で冷ます・ミルクとお湯を追加して温めるなど調整が必要)
 
これだけといえばそうなのですが、うちの場合、生後3ヵ月で完全ミルク育児になりました。よって、毎日毎日、夜中も含め、何度も何度も上記を繰り返すわけです。
上記に加えて、使用後の哺乳瓶や乳首は毎回洗浄・消毒もしないとだめで、準備と後片付けを含めたトータル所要時間はかなりのものです。
ただでさえ寝不足気味でもあり、省略できることはなるべく省略したいわけです。
そこにきてウォーターサーバーは、常にお湯と冷水が適温で準備されており、ボタン1つで出きます。つまり1と2を、サーバー側で代わりにやってくれる。
さらに3についても、ウォーターサーバーのお湯と水の温度が常に一定であるため、お湯と水をそれぞれ、哺乳瓶のどのメモリまで入れればいいかだけつかんでしまえば、ベストな温度に調乳するのは簡単でした。
また、サーバーからの流出量も常に細めに一定なので、ヤカンやペットボトルなどからそそぐよりもやりやすいと感じました。
 
特に夜中の授乳時に助かりましたね。薄暗いなか、こちらも半分寝ている状態で、湯沸かしからするのはつらいです。
また、夫にミルク係を頼むことも多かったのですが、このように適温・適量をデジタルにとらえやすいため、快く上手にやってくれていました。
 
 
以上が重宝したものになります。